30坪の家はどんな間取り?費用相場やおしゃれにするためのポイントを解説

2022.09.06

30坪の家はどんな間取り?費用相場やおしゃれにするためのポイントを解説30坪の家はどんな間取り?費用相場やおしゃれにするためのポイントを解説

30坪の家を建てるなら、どんな間取りにしたいですか?30坪と言われてもどのくらいの広さかイマイチよくわからない、という人も多いはず。

今回は30坪の家の一般的な間取りや、費用相場を紹介します。

30坪の家を建てる際におしゃれな間取りにするポイントもお伝えしますので、参考にしてください。

30坪ってどのくらいの広さ?

広い住宅地の空き地

30坪は、約100平方メートルほどの広さで、だいたいテニスコート片面分の広さです。

1坪の広さは約2畳分であり、1坪を平方メートルに換算するとおよそ3.3平方メートルです。

そのため、30坪なら3.3平方メートル×30坪の計算で、99平方メートルとなります。

ちなみに、1坪が2畳となるため、30坪であれば60畳の広さとなるのです。

30坪の家を建てるのに必要な土地の広さは?

家を建てるための土地を探す人

では、延べ床面積が30坪の家を建てたいと思った時に、100平方メートルほどの広さの土地が必要となるのでしょうか?それは、何階建てにするかで変わります。

そもそも延べ床面積とは、各フロアの面積を合計した広さを指すため、平屋を建てるのであれば30坪必要となります。

しかし、2階建てであれば単純に計算して1階が15坪、2階が15坪で合わせて30坪となるため、15坪の土地で延べ床面積30坪の家を建てられることになるのです。

30坪の家はどんな間取りなのか

家の間取りを考えるための図面

30坪の間取りはどのようなものなのかというと、一般的には3LDKや4LDKの間取りとなります。

そのため、ファミリー層でも充分に暮らせるくらいの広さであるといえるでしょう。

3LDKや4LDKの間取りとして、それぞれの部屋の広さは次のような目安となります。

その他は浴室やトイレ、階段、玄関、クローゼット、廊下などを合わせた広さの目安です。

3LDK4LDK
リビング10坪(およそ20畳)7.5坪(およそ15畳)
居室3坪(およそ6畳)×3部屋3坪(およそ6畳)×4部屋
その他11坪(およそ22畳)10.5坪(およそ21畳)

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30坪の間取りをおしゃれにするには

勾配天井を取り入れたロフト

30坪という限られたスペースで間取りを考えるとき、少しでもおしゃれで快適に暮らせる家にしたいですよね。

そこでここからは、30坪の家をおしゃれな間取りにするためのポイントを、以下の5つ紹介します。

  • スキップフロアを取り入れる
  • 吹き抜けを取り入れる
  • ロフトを取り入れる
  • ウォークインクローゼットを取り入れる
  • 間接照明などを取り入れる

すべて取り入れたからといって、必ずしもセンスのいい間取りになるとは限りません。

いいな、と思うものをライフスタイルに合わせて取り入れましょう。

スキップフロアを取り入れる

まず紹介するのは、スキップフロアです。

小上がりや中2階と呼ばれるものを総称して、スキップフロアといいます。スキップフロアは、リビングなどの床に高低差をつけて空間を区切ります。

空間を壁で仕切らないため、開放感のある広々とした間取りになるというメリットがあります。

そのうえ、デザイン性も高くおしゃれな空間を演出することができるのです。

また、床の高低差を利用して収納スペースを設けることもできるため、スペースを有効活用することもできます。

吹き抜けを取り入れる

リビングなどに吹き抜けを取り入れることも、おしゃれな間取りにするためのポイントです。

吹き抜けを採用することで天井が高くなるため、スキップフロアと同様に開放感のある部屋になります。

スキップフロアと吹き抜けの組み合わせは相性ばつぐんなので、さらにおしゃれな間取りになることでしょう。

また、吹き抜けにすると冷暖房が効きにくくなると思われがちですが、現在は断熱効果の高い家も多いため、以前よりも問題になりません。

ロフトを取り入れる

屋根裏にロフトを採用することで、天井が高くおしゃれなイメージになります。

それだけではなく、スペースを有効的に活用することができるため、ロフトもおすすめです。ロフト部分を趣味のスペースとして使ったり、収納スペースとして利用したりできます。

さらに、通常であれば無駄な空間となってしまう屋根裏を活用し、屋根の形状をそのまま活かした勾配天井をロフトに取り入れれば、おしゃれなロフトになること間違いなしです。

ウォークインクローゼットを取り入れる

部屋をおしゃれに保つためには、収納スペースをしっかりと確保しておくことも大切です。

ウォークインクローゼットを設置すれば収納を1つにまとめることができるので、居住空間を常にスッキリと片付けておくことができます。

せっかくおしゃれな間取りの家なのに、生活感があり散らかっている部屋だと残念ですよね。

ウォークインクローゼットを作るときには何を収納するのかを決めて、必要なスペースを取るようにしましょう。

狭すぎたり広すぎたりすると、使い勝手が悪くなってしまいます。

間接照明などを取り入れる

間接照明を取り入れることも、空間をおしゃれに演出するためにするためのポイントとなります。

家を建ててからでも取り入れられる照明もありますが、建設中に設置工事が必要となる建築照明というものもあるため注意しましょう。

間接照明は光源が見えないように設置し、天井や壁への反射で室内を照らす照明です。部屋全体をやさしく照らし、やわらかい雰囲気を演出してくれます。まるでホテルにいるかのような、おしゃれな空間になりますよ。

30坪の家を建てるのに必要な費用

建築費用を計算する人

住宅金融支援機構が行っている「2020年度 フラット35利用者調査」では、フラット35の住宅ローンを利用した人の坪単価は60万円台後半が平均であるという結果がでています。

仮に坪単価を多めに見積もって70万円とすると、30坪の家を建てるために必要な費用は70万円×30坪で2,100万円となります。

とはいえ、坪単価は家の構造や設備などによって変わるだけではなく、ハウスメーカーによっても大きく異なるのです。

同じ30坪の家でも、ローコストハウスメーカーであれば1,000~1,500万円、大手ハウスメーカーのハイスペック建築であれば2,700~3,600万円かかるといわれています。

土地との費用分配に注意

30坪の家を建てるとき、大切なのは家の建築費用と土地の費用の分配です。

あらかじめ家全体で出せる予算が決まっている場合、先に購入する土地に費用をかけすぎてしまうと、家の建築費用を削らなければいけません。

そのせいで設備をグレードダウンしたり、したかった間取りにできなかったりすると、満足のいく家を建てられないことも考えられるのです。

そのため家を建てるときには、土地の購入計画と家の建築計画を同時に進めましょう。

30坪の家で理想の暮らしを

30坪の家の一般的な間取りは、3LDKや4LDKとなります。

しかしスキップフロアを取り入れたり、吹き抜けを採用したりと、工夫次第では30坪の間取りでもおしゃれな部屋にすることが可能です。

スペースを有効活用することで、広々とした空間を演出することもできます。

どのような家に住みたいのか、何を重視するのかしっかり考えて、どんな間取りにするか考えましょう。

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