クローゼットをリフォームしたい!期間や費用の目安を解説!

2022.08.31

クローゼットをリフォームしたい!期間や費用の目安を解説!クローゼットをリフォームしたい!期間や費用の目安を解説!

多くの人が日常的に利用しているクローゼット。服が少ない状態であればどのクローゼットでも使いやすいですが、量が増えてくると満足できず、リフォームしたいと考える人も多いです。リフォームするためにはどのくらいの費用がかかるのか、目安を解説していきます。

クローゼットをリフォームしたい場合はどこを意識すればいい?

整頓されたウォークインクローゼットの画像
clothes hanging on rail in white wardrobe with boxes

クローゼットのリフォームを検討している場合、考えるべきポイントは下記の3つです。

  • どのくらいの服・雑貨があるのか
  • クローゼットにできるスペースはどのくらいあるか
  • どのような目的でリフォームを行いたいか

中でも重要なのが服や雑貨の量とスペースです。スペースが狭すぎてしまうと、服や雑貨が大量にある場合、収納しきれないというケースになってしまうことも少なくありません。スペースが広すぎてしまうとデッドスペースが生まれやすいとともに、工事費用も多くなるため、しっかりと考えた上で実施するようにしましょう。

クローゼットのリフォームでできることは?

空の状態のクローゼットの画僧
Storage space for clothes or luggage in the living room or bedroom

クローゼットのリフォームを考える人も多いですが、実際にリフォームができる範囲は限られます。まずはどのようなリフォームなら可能なのかについて紹介していきますので、クローゼットのリフォームを視野に入れている人は参考にしてみてください。

扉の変更

扉はリフォームを行った際に、変化を実感しやすい部分です。扉でも「引き戸」「折れ戸」「開き戸」の3種類に分かれます。それぞれ扉によって魅力が異なり、誰が住んでいるのか、室内の状況などを考えて選択すると使い勝手がいいクローゼットにリフォーム可能です。

棚の増設

使い勝手の良さを求める場合は、棚の増設を行うようにしましょう。棚を増やすことによって、整理整頓が行いやすいです。さらに、クローゼットの中に生まれているデッドスペースを活用して棚を作ることもできるため、無駄のないリフォームができるポイントといっても過言ではありません。クローゼット内の空間をしっかりと活かしていきたいと考えている場合は棚の増設も検討してみましょう。

他の収納スペースからクローゼット

収納スペースとして活用していた場所を、クローゼットにリフォームしていくという方法もおすすめです。中でも布団を収納することが多い押入れ部分をクローゼットに変更する人は多く、ハンガーパイプを取り付けて簡略化したクローゼットを作ることもできます。柱や中断部分を解体することで広々としたスペースになることも多いので、押入れをはじめとした収納スペースが余っている場合は活用するのもおすすめします。

壁面クローゼットの作成

家の状態によってはクローゼットがない場合もありますが、壁面クローゼットを作成することによって、部屋をスッキリとした状態にしながら収納していくことが可能です。ハンガーパイプや棚の設置が特におすすめで、効率よく収納を行いながらどこに何があるのか一目で見分けられるのが利点になります。

ウォークインクローゼットの新設

予算に余裕がある場合や衣類・雑貨が多い場合は、ウォークインクローゼットを新設するのがおすすめです。ウォークインクローゼットは広さによって変わりますが、使い勝手に優れており、収納力に長けているという点が魅力です。服だけでなく、バッグや帽子・靴などたくさん収納したいと考えている場合はウォークインクローゼットの新設も検討しましょう。

クローゼットをリフォームする際の工事費用の目安

お金とハテナブロックの画像

クローゼットをリフォームする際の工事費用は、どのような工事を行うかによって変動します。工事内容別の目安は下記のようになります。

  • 扉のリフォーム・・・8~12万円
  • 棚の新設リフォーム・・・3~5万円
  • 収納リフォームから工事・・・3~5万円
  • 壁面クローゼットの新設・・・15~25万円
  • ウォークインクローゼットの新設・・・20~50万円

棚の設置やハンガーパイプを取り付けるだけであれば3〜5万円の間で行うことができます。クローゼットを新設しようと考えている場合は15万円以上はかかると考えておくと目安になりやすいです。

クローゼットをリフォームするときの期間

積み上げられた木製のサイコロの画像

リフォームの内容によって費用が異なりますが、工事内容によって必要な期間も異なります。それぞれ必要な工事期間は下記のとおりです。

  • 扉のリフォーム・・・1日
  • 棚の新設リフォーム・・・半日
  • 収納リフォームから工事・・・半日~2日
  • 壁面クローゼットの新設・・・2~3日
  • ウォークインクローゼットの新設・・・3~5日

クローゼットのリフォームに関してはそこまで工事期間がかからず、1〜2日以内に終わる場合が多いです。壁面クローゼットやウォークインクローゼットは3〜5日程度かかりますが、他のリフォームと比べると期間も短いため、負担が少ないといえます。

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ウォークインクローゼットのメリット・デメリット

収納力のあるウォークインクローゼットの画像

WICと表記されるウォークインクローゼットですが、人が中に入って歩けるほどのスペースがある収納場所を指します。

【メリット】

  • 衣類以外のものも収納できる
  • クローゼット内で着替えることも可能
  • 衣替えを行う際の手間が省ける

【デメリット】

  • 生活スペースが狭くなりやすい
  • 整理ができないと物がなくなりやすい
  • 掃除が必須

ウォークインクローゼットは収納力に長けており、大量の服を収納できるため、目的の服をすぐに見つけることが可能です。さらにクローゼット内で着替えることもできるので、着替えるスペースが欲しいと考えている人にもおすすめになります。

ただし、スペースが広い分掃除が必要で、物が多すぎてしまうと整理整頓が難しく、逆にどこに何があるのか分からなくなってしまうケースが多いです。

ウォークスルークローゼットのメリット・デメリット

ハンガーラックにかかった服を取る人の画像

WTCと記載されるウォークスルークローゼットは、限られた空間を最大限まで活かせるという点が大きな魅力です。ウォークインクローゼットとの違いは、通り抜けができるか、できないかという点で、ウォークスルークローゼットはそのまま違う部屋へと移動することができます。

【メリット】

  • 部屋の回遊性が高まる
  • インテリア性が高い
  • 通気性に優れている

【デメリット】

  • 配置が難しい
  • 収納スペースが狭い

ウォークスルークローゼットの場合は生活動線と合わせることによって、使い勝手の優れた家づくりが可能ですが、ウォークインクローゼットと比べると収納スペースが限られてしまう点がデメリットになります。

クローゼットをリフォームする際の注意点

ビックリマークの木製ブロックの画像

クローゼットのリフォームを行う際には、下記の3つに注意しましょう。

  • クローゼットの広さ
  • クローゼットの種類を把握する
  • カビや結露対策を行う

それぞれの注意点について解説をしていきますので、リフォームを検討している人は参考にしてみてください。

クローゼットの広さ

クローゼットの広さは収納力に直結する部分でもあり、中途半端な広さにしてしまうとデッドスペースが生まれてしまいやすいです。事前に服や雑貨がどのくらいあるのか、使う際にどのくらいの幅があるのかを計算した上で広さを算出するようにしましょう。中でも奥行きを取りすぎてしまうとデッドスペースになりやすいので、奥行きをしっかりと計算するのがおすすめです。

クローゼットの種類を把握する

クローゼットでもさまざまな種類が存在し、それぞれのメリットを把握していないと使い勝手が悪く感じてしまいやすいです。広さがある場合はウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットがおすすめで、スペースが少ない場合は壁面クローゼットや押し入れをクローゼットにしていくのがおすすめになります。

カビや結露対策を行う

クローゼットはカビや結露が出てしまいやすい部分になるため、対策を行っていないと雑貨や服が傷んでしまう傾向があります。カビや結露対策では、機能性壁材を活用することによって対策ができるほか、防湿に長けた商品を活用したり風通しを良くしたりすることで対策が可能です。

知っておきたい!クローゼットの扉別の魅力

パステルカラーのクローゼット内部の画像
Large wardrobe with stylish women’s clothing, shoes, accessories and boxes. Organization of storage space and fashion concept.

クローゼットの扉は下記の3つに存在します。

  • 引き戸
  • 開き戸
  • 折れ戸

クローゼットの扉ごとに魅力が異なるので、それぞれの扉のタイプに合わせた魅力について紹介していきます。クローゼットの扉をリフォームしようと考えている人は参考にしてみてください。

引き戸タイプの魅力

引き戸は小さな力でも開閉が行いやすい上に、開き戸とは違って扉の前に物があっても開けることができる点が魅力です。ただし、使い始めはスムーズな開閉ができるという点が魅力ですが、使い続けていると開閉を行う際に力が必要になってしまいやすい傾向があります。さらに、クローゼット内に物が多いと開閉ができなくなるケースも多いため、整理整頓ができる人に向いています。

開き戸タイプの魅力

開き戸タイプは内部の見やすさに長けており、使い勝手に優れている点が魅力です。デメリットは扉の前に物を置くと開けることができないという点があげられますが、内部に物が多くても開閉ができるというメリットもあるため、たくさん雑貨や服を収納したいと考えている人に向いています。

折れ戸タイプの魅力

クローゼットに広さがある場合、折れ戸タイプが採用されているケースが多いです。周辺に物を置けないという点がデメリットとしてあげられますが、扉を全開にできるため、クローゼット内全体を見渡しやすく、目的の服や雑貨を見つけやすいです。

クローゼットのリフォームは計画的に行おう

クローゼットは部屋内リフォームの中でも期間が短い上に、費用もそこまでかかりにくいため、行いやすい点が魅力です。ただし、使い勝手を考える場合は、奥行や横幅、扉のタイプなども考えてから実施するのが好ましいです。リフォームを行う際にはしっかりと計画を練るようにしましょう。

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