50 代でマンションを買い替えたい人必見!後悔しない購入をするには

2022.08.31

50 代でマンションを買い替えたい人必見!後悔しない購入をするには50 代でマンションを買い替えたい人必見!後悔しない購入をするには

老後のため、50代でマンションの買い替えを検討している人はたくさんいます。しかし、買い替えリスクが気になるところでしょう。

この記事では50代でマンションを買い替えたい人に、後悔しない購入をしてもらうため、買い替えのメリットとリスク、その回避のポイントをまとめました。

ぜひ参考にして、50代からの買い替えを成功させましょう。

なぜ50代でマンションを買い替えるのか?

「マンションの入口の画像」

50代になれば子供が独立してもよい時期です。そのため、夫婦2人での暮らしに適したマンションへ買い替えを考える人も少なくありません。

家族の人数が少なくなったことによって今まで住んでいた家が少し大きく感じたり、掃除が大変になってきたりと、環境の変化を感じる人が出てくるでしょう。

また、より住みやすい環境を求めて住み替えを検討する人も多いです。老後2人の生活を考えて、部屋数や水回りの使いやすさなどを考慮した物件への引っ越しを考える人も多いといえるでしょう。

50代でマンションを買い替えるメリットとは

「明るい配色を基調としたマンションのロビーの画像」

次に50代でマンションを買い替える際のメリットとは、どのようなものがあるでしょうか。

メリットとして具体的に、以下の3つがあげられます。

  • 自由に物件を選べる
  • 相続税の対策になる
  • 老後より体力や経済力に余裕がある

今のうちに物件を新たに選び、将来を考えた買い替えが可能ということがメリットといえるでしょう。

自由に物件を選べる

子供が独立したことで買い替えを考えているなら、自分たちの希望する条件の物件を選ぶことができます。

子供や子供の学校、学習環境などに左右されずに選ぶことができるため、立地や周辺環境など、本当に住みたいと思う物件を探すことが可能です。

たとえば、老後のことを考えて平屋の家を探すことや、バリアフリー対応の家にしてもよいでしょう。

今、現在やこれからのライフスタイルに合わせた買い替えができる点はメリットといえるはずです。

相続税の対策になる

相続税の対策をしたい場合もメリットといえるでしょう。

不動産は持ち主が亡くなると親族に相続され、相続税がかかります。この相続税はマンション評価額によって決まり、都心のマンションは地方のマンションより、一般的には評価額が高いです。

しかしながら、経年劣化によって目減りする金額が多いことから、都心のマンションの方が評価額は下がりやすくなっています。

郊外の自宅から都心のマンションへと買い替えをすれば、評価額が下がりやすく、結果として相続税が低くなることに期待できるでしょう。

もちろん、購入価格自体は高い都心のマンションですが、子供のことを考えて、将来的に相続税が控えめになるマンションへの買い替えはメリットがあります。

老後より体力や経済力に余裕がある

50代なら、老後より体力や経済力に余裕があることもメリットです。

経済力があるということは返済能力があると見なされます。そのため、住宅ローンの審査が通りやすい点も利点でしょう。

また、体力だけじゃなく、新しい家探しに対する気力にも余裕があるため、スムーズに買い替えへの行動を移せる可能性が高いです。

定年してから物件探し、買い替えの契約、引っ越しなどをしていたら、大変だと感じる人も多いでしょう。加えて、持ち家がある人は早い時期に売却すれば高い値段で売れやすいため、買い替え物件の選択肢が増えます。

50代でマンションを買い替えるリスク

「木で作られたRISKの文字を手で置いている画像」

そして、50代でマンションを買い替えるリスクについてです。

50代での買い替えは物件選びの自由さや経済的な面からもメリットがありますが、その反面、リスクもあります。

リスクを把握せず購入してしまうと、失敗するはめになり後悔をしてしまうでしょう。買い替えリスクは以下の2つがあげられます。

  • 毎月の管理費が負担になる
  • ローン返済ができない可能性がある

将来的なお金への負担がどうなるか、あらかじめリスクを知っておきましょう。順番に紹介していきます。

毎月の管理費が負担になる

自由に物件が選べる可能性の高い50代からの買い替えですが、一方で物件の管理費用を考えておかないと毎月の出費が大変なことになります。

住宅ローンの支払いと合わせて、事前にいくらかかるか計算しておきましょう。購入してから支払いが滞るなんてことがないようにしたいものです。

毎月の管理費はマンションによって異なりますが、都心のマンションでは数万円の管理費が月々かかるところもあります。

また、相続税対策としてタワーマンションなどに住む場合は、自分が所有しているあいだは金銭面の負担が大きくなりやすいです。

毎月の支払いがどれくらいかかるかをあらかじめ考えておきましょう。

ローン返済ができない可能性がある

50代からマンションを買い替えようとして、住宅ローンを借りることはできます。しかしながら、返済ができなくなるかもしれないことは想定しておきましょう。

50代からのローンは、完済時に何歳になっているかを確認してから借りる必要があります。定年退職後にはどの程度の収入になるのかを把握して、いくら借りるかを決めるようにしましょう。

毎月の支払いができないと、完済できず滞納してしまうリスクもあるため、完済時と定年退職後の収入をしっかりと把握する必要があります。

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50代でマンションを買い替えるリスクを回避するには

「RISKの文字を半分で切る人の画像」

それでは、50代のマンション買い替えリスクを回避するにはどのようにすればよいでしょうか。

ここではより具体的に、以下の2つがあげられます。

  • 不動産を先に売却してから買い替える
  • 退職金を見越したローンは組まない

50代でマンションを買い替えるには、計画的な資金プランと返済方法が必要です。いかにしてリスクを回避するか、慎重に計画をたてるようにすることが大切になります。

リスクヘッジを上手くとり、後悔のないマンションの買い替えにつなげていきましょう。

不動産を先に売却してから買い替える

マンションの買い替えは2種類あります。持ち家を売ってから新居を購入する売り先行と、先に新居を購入してから持ち家を売る買い先行です。

この場合、リスク回避を考えると売り先行の方がおすすめになります。売り先行なら、まず物件を売って得た、まとまったお金が手に入ります。

そのお金の中で新居の予算を決めることができるため、無理なく資金計画をたてられる上、毎月の出費などもシミュレーションしやすいでしょう。

売り先行は予算の範囲内で購入額を決めることができるだけでなく、売却の準備期間をつくりやすい特徴もあります。そのため、情報収集の時間を確保しやすく、焦って売却額で損をするリスクも少ないでしょう。

退職金を見越したローンは組まない

会社を定年退職すると、退職金などまとまったお金を受け取ることもあります。しかしながら、この退職金をあてにしてローンを組んでしまうと、資金の余裕がなくなり、もしものときの保険がなくなってしまいます

退職金は別途とっておき、アクシデントや臨時のときにお金として貯蓄しておきましょう。

住宅ローンは、完済時までの収入と自己資金による借り入れで決めるようにして、退職金には手をつけずにおくと、もしものときのリスクヘッジになります。

50代でマンションを買い替えるための失敗しないポイント

「POINTを指差すビジネスマンの手の画像」

リスクを回避した上で、マンションの買い替えを成功させたいものですが、50代でマンション買い替えを失敗しないポイントはどのようなものがあるでしょうか。

ここでは具体的に、以下の2つをあげていきます。

  • 老朽化する前に売る
  • 今住んでいるマンションの価格を確認しておく

買い替えは今住んでいる家をどう売却するか、いくらで売却できるかがポイントになります。失敗しないポイントをおさえて、後悔のない買い替えを進めていきましょう。

老朽化する前に売る

マンションを売却するなら、できるだけ早めに売ることがおすすめです。老朽化してからでは価値が下がり、売却が決まらないことも少なくありません。

仮に売れたとしても、当初の想定金額からは遠い額になってしまったり、買い替え資金に届かなかったりと、計画通りにいかない原因になってしまうことにもなります。

築15年を過ぎると売れづらく、価値が下がりやすくなる可能性も。買い替えをすることが決まったのなら、できるだけ早く売却するのがよいでしょう。

今住んでいるマンションの価格を確認しておく

買い替え時の新居を探すにあたって、今住んでいるマンションがいくらで売れるかがわかっていないと、どのくらいのグレードや価格のマンションを購入するかを決められません。

売却価格によって新居購入価格を決めるのが妥当ですから、まずはマンション売却価格を把握してから、新居の物件を探して購入までの手続きに入ると、スムーズに工程が進むでしょう。

不動産会社に査定をしてもらえば、マンションの価値を知ることが可能です。

50代でマンションを買い替えるには、リスクを把握して後悔しない購入を

マンションの買い替えは50代でも問題なくできます。子供が独立していれば、夫婦の希望を優先した物件に住むことも可能となるでしょう。

しかしながら、金銭面でのデメリットもあります。定年退職後のことを考えて、対応したいところです。

持ち家を売るなら売却価格を確認したあと早めに売却し、手持ちの額から購入資金を出すようにすると間違いありません。

リスクに対する事前準備と対策をしっかりとおこない、50代のマンション買い替えを進めていきましょう。

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