4LDKの平屋でおすすめの間取りは?わかりやすいコツやポイントを紹介

2022.08.31

4LDKの平屋でおすすめの間取りは?わかりやすいコツやポイントを紹介4LDKの平屋でおすすめの間取りは?わかりやすいコツやポイントを紹介

4LDKの平屋の間取りとは、4つの部屋とリビング、ダイニング、キッチンがある1階建ての家です。家族の様子がわかりやすく、バリアフリー化しやすいメリットはありますが、間取りをどうするかがポイントになります。

この記事では4LDKの平屋でおすすめの間取りを紹介します。また、おしゃれにするコツもご紹介。

ぜひ物件選びの参考にしてください。

「平屋」とは?

「日本家屋の廊下の画像」

平屋は1階建ての家のことです。

特徴としては、2階以上の家より構造的に安定していることや、フレキシブルな間取りとオリジナリティある配置をしている、といった平屋を見かけることです。

中庭をコの字で囲んだ様式は古くからの日本家屋といったカタチです。

平屋はその特徴から構造がシンプル。ゆえにメンテナンスがカンタンで費用も控えめにできる傾向があります。

また、高齢者などにも住みやすいつくりとなっており、メンテナンスだけでなくリノベーション的な視点で見ても人気がある様式のひとつといえるでしょう。

4LDKの平屋の広さはどのくらい

「観葉植物のあるリビングルームの画像」
Minimal green Living room.3D rendering

4LDKの平屋はどのくらいの広さなのでしょうか。

約30〜40坪が目安と言われています。4LDKですから、4つの部屋とリビング、ダイニング、キッチンの間取りです。

大体30坪なら、

  • 20畳ほどのリビング、ダイニング、キッチン
  • 8畳の部屋×1
  • 6畳の部屋×2
  • 5畳の部屋×1

といった間取りになります。

部屋が4つあるため、家族が多くてもある程度ゆったりと快適に過ごせます。家族が少なくても、高齢者が家族にいて部屋数を有効に使いたいケースにも適しているといえるでしょう。

4、5人の家族で住むには余裕のある広さといえます。

4LDKの平屋の間取りをどう考える?

「明るい配色のリビングダイニングルームの画像」

4LDKという平屋は部屋数が多く、使い道をいろいろと考えることができます。あらかじめどのような暮らし方をしたいか、家族構成を考えてイメージしておくことが肝心です。ライフスタイルから各部屋の用途まで細かく設定しておきましょう。

たとえば、各部屋をリビングルームに面した間取りにするか、リビングルームに面していない間取りにするかです。

高齢者がいるなど、家族同士の距離が近い間取りがよい場合は、リビングルームを中心にした間取りにすることが考えられます。

また、リビングルームを囲むように各部屋を配置すると、誰が帰宅したかがすぐにわかるでしょう。

一方で家族や子供が多く、ある程度のプライバシーを守りたい場合は、リビングルームを通らずに各部屋に行ければプライバシーが保つことにつながります。

4LDK平屋のおすすめの間取りとポイント

「KEY POINTと書かれたブロックの画像」

次に、4LDKの平屋のおすすめの間取りとポイントを紹介していきます。

  • 生活動線を短くする
  • 小屋裏や中二階で収納面積を確保する

以上、2点です。

4LDKの平屋は間取りやポイント次第でさまざまな顔をもっているため、どのような間取りがおすすめか見ていきましょう。

生活動線を短くする

まずは生活動線を短くすることです。

個室が4部屋もあるため、生活動線が長くなりがちです。家の中でも移動する距離が長いと不便に感じてしまうでしょう。

たとえば、廊下をなるべく無くして水回りの場所や生活スペースをまとまった箇所に配置すると、移動距離が短くなります

また、リビング、ダイニング、キッチンを家の中心にして、そこから各部屋にアクセスできるようにといった間取りができれば、生活動線も短くなるはずです。

バリアフリー対策としても動線を短くできれば、その分、手すりの設置箇所も短くて済みます転倒やケガのリスクも減らせるかもしれません。

生活動線を短くすることで安全面も確保したいところです。

小屋裏や中二階で収納面積を確保する

次に小屋裏や中二階を上手く活用して収納面積を確保する間取りです。

家族が多ければ居室スペースと収納スペースを十分に確保することが難しくなることがあります。壁を収納に使うと窓を設置できない場合があり、開放的な空間ではなくなってしまうかもしれません。

広い収納を確保したい場合は、小屋裏や中二階を活用すると、大きな荷物も保管できます。

小屋裏収納を設置する際は、固定階段を設けて安全面に配慮しましょう。荷物を持ち運びしやすくなります。

また、中二階収納であれば複数方向にドアを付けると、物を出し入れしやすくなるのもポイントです。デスクをつけてワークスペースにしたり、下部に収納をつけたりといったアレンジもしやすいでしょう。

収納を上手くすれば、家族が部屋を活用することにつながります。

マンション購入セミナー開催中!

初めてのマンション購入に関する疑問を専門家が徹底解説します!

参加費無料で、オンラインでご自宅から参加可能!
おすすめの物件もご紹介しますので、ぜひお気軽にご参加ください。

4LDKの平屋の間取りをおしゃれにするには?

「L字型の間取りの画像」

続いて、4LDKの平屋の間取りをおしゃれにする方法についてです。

外観が地味になりがちな平屋ですから、おしゃれに見えるデザインがよいでしょう。費用がかかる点はありますが、いろいろな方法があります。

  • L字型やコの字型の外観にする
  • 勾配天井などで採光に気をつける

以上、2つをここでは紹介します。

L字型やコの字型の外観にすることで、イメージを変えることができるでしょう。また、天井を勾配にすることで、採光に気をつけながらデザイン性の高い見た目にもなります。

L字型やコの字型の外観にする

平屋と聞くと、昔ながらの日本家屋や公民館などの控えめなイメージがあると思います。外観をおしゃれにするなら、L字型やコの字型の外観にすることも検討してみましょう。

L字型やコの字型の外観にして、屋根を片流れにするなどのアレンジでより洗練された印象になります。

また、L字型やコの字型にすることで、4LDKの間取りでも自然光を採り入れやすくなり、より開放的な雰囲気を出せるでしょう。中庭をつくりやすくなる形状でもあります。

勾配天井などで採光に気をつける

天井が斜めになっている勾配天井。文字通り天井に勾配をつけることで、開放感がありおしゃれな見た目で人気のあるデザインです。

1階が広い4LDKの平屋だと採光を意識して窓の配置を決めておく必要があります。日差しが乏しい部屋が出てくるからです。

小屋裏やリビング、ダイニング、キッチンの一か所の天井に勾配をつけて、高窓を設置。採光と換気が可能となります。その反面、高窓は掃除が大変であり、南向きや西向きの高窓は日差しが強くなることも覚えておきたいところです。

高窓の開閉にリモコンを使用できるタイプを選ぶと便利でしょう。

4LDKの平屋のメリット

「家の上にポイントと書かれている画像」

最後に4LDKの平屋のメリットを紹介していきます。

ただの平屋ではなく、居住空間に余裕のある4LDKの平屋は、日常生活をおくるにあたって、どのような点でメリットを感じられるでしょうか。

  • 家族の様子がわかりやすい
  • バリアフリー化しやすい

以上、2点を順番にご紹介。

平屋ならではのポイントをまじえて解説していきます。

家族の様子がわかりやすい

ワンフロアのため、どこに誰がいるか確認に行くのもカンタンです。子供や高齢者の様子を把握しやすく、顔を合わせてコミュニケーションもとりやすいでしょう。

またリビングを通って各部屋に行く間取りにもしやすい点もメリットです。特に家族と顔を合わせることが億劫になる状態でも、必ず顔を見ることのできる機会があれば安心できます。

ライフスタイルを合わせやすい点もメリットになるでしょう。

バリアフリー化しやすい

また、バリアフリー化しやすい点もメリットといえます。

平屋はワンフロアのため階段がありません。したがって、誰でも生活しやすいメリットがあります。

高齢者なら2階までの階段の昇り降りも大変なことが予想されます。トイレや洗面所、バスルームに寝室など、生活に必要な場所が1階のみで完結するのは過ごしやすいほかないでしょう。

また、高齢者だけでなく、子供にとっても段差がなく、ケガの心配が少ない住環境の方が安心です。加えて、4つの部屋を上手くふることができるので、バリアフリー化してもプライバシーが守りやすいメリットもあります。

4LDKの平屋の間取りはライフスタイルに合わせたコツで快適な住まいに

4LDKの平屋の間取りはリビングルームを中心に考えることができます。また、平屋ならではのワンフロアのため、高齢者向けのバリアフリー化をしやすいのも特徴です。

生活動線が長くなってしまう注意点もありますが、ライフスタイルを考えて間取りを考えることで解消できるでしょう。

家族のコミュニケーションが増えれば、お互いが暮らしやすくなるはずです。家族全員が快適な暮らしができるよう、ポイントやコツに気を配りながら、4LDKの平屋を検討してみてはいかがでしょうか。

マンション購入セミナー開催中!

初めてのマンション購入に関する疑問を専門家が徹底解説します!

参加費無料で、オンラインでご自宅から参加可能!
おすすめの物件もご紹介しますので、ぜひお気軽にご参加ください。

理想の物件を探す

さらに見る