5月に物件探しをするメリットやデメリット、ポイントを解説!

2022.08.08

5月に物件探しをするメリットやデメリット、ポイントを解説!5月に物件探しをするメリットやデメリット、ポイントを解説!

5月は物件探しの時期としては遅いとは思っていませんか?

物件を購入するか、賃貸にするかでも変わりますが、どちらの場合も繁忙期を過ぎた5月だからメリットが少ないということはありません。

今回は、5月の物件探しのメリット・デメリット、そして探すときのポイントを売買物件と賃貸物件とに分けてご紹介します。

物件探しにおいて5月はどのような時期?

「五月晴れとマンションの画像」

繁忙期である3月を過ぎると、夏に向けて不動産会社は閑散としていきます。

土日や祝日でも繁忙期ほど混雑することはないので、休暇を利用して物件探しをするのもいいでしょう。

物件を探す人が減っていくので自分たちのペースで物件探しをしたい人にはぴったりの時期。

気候もいい日が多いので、内覧にも積極的に行きたいですね。

【物件購入の場合】5月に探すメリット

「ニコニコマークのブロックの画像」

6〜8月に引っ越しをする人は5月には物件探しを始めましょう

住宅ローンの審査など、手続きを考えると6月に引っ越しをしたい人は早めの決断が必要。

5月に物件探しをする場合のメリットは以下の2点です。

  • 気候的に、見て回りやすい
  • 不動産会社も空いている

以下からそれぞれ解説します。

メリット①:気候的に、見て回りやすい

5月は寒くもなく暑くもなく、内覧をするにもピッタリの時期。

6月になると梅雨シーズンになり、湿度と気温が高くなりやすいので、5月はいろんな物件を見て回りたい人にはオススメです。

繁忙期の後の5月は物件が少ないのでは?というイメージがあるかもしれませんが、中古物件を探している人はそれほど心配をしなくてもよいでしょう。

≪参考≫『月例速報 Market Watch サマリーレポート 2022年2月度

グラフをみても分かる通り、各月の物件の新規登録数は多少差がありますが、13,000件前後が中古物件として売りに出されています。

メリット②:不動産会社も空いている

繁忙期後の不動産会社は土日や祝日でも空いていることが多いです。

繁忙期にあるような、待ち時間の長さや営業員の忙しさはないので、じっくりと相談できます。

休日が多い5月を生かして、物件探しに行くのもいいでしょう

ちなみに、引っ越し業者も落ち着いてくるころなので、引っ越し料金もさがり、予約の取りづらさもなくなっていきます。

【物件購入の場合】5月に探すデメリット

「悲しいマークのブロックを持つ手の画像」

5月に物件探しをする場合のデメリットは以下の2点です。

  • 梅雨・真夏の引っ越しになる可能性
  • 新築物件は少なめ

以下からそれぞれ解説します。

デメリット①:梅雨・真夏の引っ越しになる可能性

5月に物件探しをする場合、物件や住宅ローンの審査の進み具合にもよりますが早い人だと6月には引っ越しが可能です。

しかし、6月の半ば以降は梅雨シーズン。

引っ越しの荷物運搬時に家具が濡れてしまう可能性があり、さらにひどい大雨になると渋滞による荷物到着の遅延や作業自体の遅延も起こりえます。

梅雨の後には、夏の暑さ、台風シーズンが控えているので、梅雨シーズン以降の引っ越しは大変なことが増えてしまうので、対策をしっかりと行いましょう。

デメリット②:新築物件は少なめ

新築物件の供給数は、2月・3月・10〜12月が1年の中で比較的多くなります。

5月は新築物件の供給はありますが、新しい物件情報は繁忙期よりも少なくなりやすいです。

≪参考≫『過去の首都圏分譲マンション市場動向

5月だから極端に物件数が少ないということはありませんが、供給数が多い他の月と比較するといい物件に出会える確率は低くなるかもしれません。

しかし、繁忙期に契約に至ったもののキャンセルになったなどの掘り出し物件が4月・5月に出会えるチャンスはあります。

こちらでは新築マンションと中古マンションの選び方について紹介しています。

いい新築物件に出会えないと感じているのであれば、こちらも是非参考にご覧ください。

関連記事:
【マンションの選び方】買うなら新築と中古どっちが良い?価格差や物件数などをご紹介!|wednesday

また、こちらでは家を購入するタイミングについて解説しています。

関連記事:
家を買う一番良いタイミングはいつ?シチュエーション別でご紹介!|wednesday

【物件購入の場合】5月に探すポイント

「笑顔で人差し指を立てる女性の画像」

5月に物件探しをする場合のポイントは以下の2点です。

  • 引っ越し時期を考えよう
  • 不動産会社の休日に注意!

以下からそれぞれ解説します。

ポイント①:引っ越し時期を考えよう

梅雨や真夏の引っ越しはとにかく大変

雨の日の引っ越しはもちろんですが、購入した物件によってはエアコンがついていないと暑い中の荷物ときを行わないといけません。

可能であれば梅雨が始まる前に引っ越しをする、エアコンの設置をしてから引っ越しをするなど、少しでも引っ越し作業が楽になるような対策をしましょう。

物件を購入する場合、多くの人が住宅ローンを利用すると思いますが、住宅ローンの審査を申し込んで審査に通るまでは約1ヶ月かかります。

契約してすぐには引っ越しをしないという人でも、手続きにかかる時間をしっかりと考えて5月に物件を探しましょう。

なお、物件を購入する際の流れや注意点を解説したコラムもあるので、こちらも参考にご覧ください。

関連記事:
物件探しから家を購入するまでのスパンはどのくらい?|wednesday

中古マンション購入で後悔しないための7つの注意点とは?

ポイント②:不動産会社の休日に注意!

5月は休日が多く、気候もいいから物件探しにぴったりとお伝えしましたが、注意したいのが不動産会社の休日

不動産会社によってはゴールデンウィークは休業日です。

相談したい不動産会社があるのであれば、休日がいつかを確認しておきましょう。

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【賃貸物件の場合】5月に探すメリット

「家賃交渉が成立して握手する画像」

5月に物件探しをする場合のメリットは以下の2点です。

  • 不動産会社が空いていて休日が多い
  • 家賃交渉がしやすい

以下からそれぞれ解説します。

メリット①:不動産会社が空いていて休日が多い

繁忙期を過ぎた不動産会社は夏にかけて空いているので、ゆっくりと相談がしやすいです。

不動産会社側も3月以前に賃貸に出されている物件は、早く契約に結びつけたいという気持ちがあるので、入居時に特典をつけるなど、何かしらのサービスをつけてくれる場合があります。

ゴールデンウィークを利用して休日にじっくりと物件を探し、残った休日に引っ越し準備もできる点もメリットです。

メリット②:家賃交渉がしやすい

繁忙期が過ぎた後は暑くなるにつれて不動産会社に相談にくる人は減少。

大家からすると、空室期間が長くなることは避けたいので、家賃交渉や敷金・礼金などの初期費用の値引きに応じる可能性が高まります

無理な交渉は避けるべきですが、気に入った物件が少し予算オーバーな時は聞いてみましょう。

【賃貸物件の場合】5月に探すデメリット

「ゴールデンウィークのカレンダーの画像」

5月に物件探しをする場合のデメリットは以下の2点です。

  • GWに注意!
  • 物件の選択肢が少ない

以下からそれぞれ解説します。

デメリット①:GWに注意!

中古物件・新築物件購入時のデメリットでもお伝えした通り、不動産会社がゴールデンウィークに休み期間になることがあるので注意が必要です。

また、不動産会社が営業していても、大家もしくは不動産の管理会社が不在ということもあります。

こうなると、内覧ができなかったり、確認したいことができなかったりするので、ゴールデンウィークに物件を決めたくてもできません。

さらに、審査会社が休みになることがあるのがゴールデンウィーク。

いい物件が見つかって契約手続きを開始しても、審査会社が休みでは入居まで通常よりも長い時間がかかってしまいます。

デメリット②:物件の選択肢が少ない

5月は退去する人が少ない傾向なので、新規で登録される賃貸物件が少ないです。

しかし、3月末に退去した物件で、クリーニングや清掃が繁忙期に間に合わなかった物件もあるので、掘り出し物の物件に見つかるかもしれません

新しい物件情報がないか、こまめにチェックし、好条件の物件を逃さないようにしましょう。

【賃貸物件の場合】5月に物件を探す際のポイント

「黄色の色鉛筆と光る電球の画像」

5月に物件探しをする場合のポイントは以下の2点です。

  • 長く空室の部屋は避けよう
  • 気になったらすぐ内覧!

以下からそれぞれ解説します。

ポイント①:長く空室の部屋は避けよう

5月に見られる物件の中にあるのが、繁忙期前から空室になっている物件。

空室期間が長かったことで、ひどい汚れがあったり、害虫が発生している場合があり、このような物件は契約するとクリーニング費用が高くつく可能性があります。

掲載されている条件が良くても、いつから空室になっているのかも確認しましょう。

ポイント②:気になったらすぐ内覧!

賃貸の物件数が少なくなるので、気になった物件があったらすぐに内覧の予約をしましょう。

5月も少なくなるとはいえ物件を探している人はおり、いい条件の物件は他の人にとっても気になる物件になりえるからです。

内覧の予約をしたからといっても、先に内覧を予約して契約をした人に先を越される可能性はあるので、注意してください。

その他賃貸物件を探すポイントを紹介したコラムがこちらです。

関連記事:

物件探しのコツを解説!失敗しない方法やおしゃれ物件の探し方も紹介

5月は物件探しに最適な気候

ゴールデンウィークがあって休日が多く、気候もよいので物件探しにも最適な5月。

新築物件と賃貸物件の供給自体は少なくなりやすいですが、その分こまめに物件情報を確認しましょう。

また、ゴールデンウィークは不動産会社によっては休日になるので、ホームページ等で確認してから相談にいきましょう。

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