住宅ローンを6000万円組むのは難しい?必要な年収や返済額のシミュレーションを紹介!

2022.08.31

住宅ローンを6000万円組むのは難しい?必要な年収や返済額のシミュレーションを紹介!住宅ローンを6000万円組むのは難しい?必要な年収や返済額のシミュレーションを紹介!

住宅ローンを6000万円組む際にはどれくらいの年収があれば契約できるのか、毎月の返済金額はどれくらいになるのかが気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は住宅ローンを6000万円を組むために必要な年収や返済額のシミュレーションについて紹介していくので参考にしてみてください。

住宅ローンを6000万円組むためには

夫婦で通帳を見ながら相談している画像

住宅ローンを6000万円組むためには、毎月の住宅ローン返済額を返せるだけの年収も必要になりますが、それ以外にも諸費用を支払う資金も必要になります。

また、住宅ローンを6000万円組めるのは一般的な年収よりも必要な金額は高くなるため、最低必要な年収と十分に余裕を持って返済ができる年収は大きな差があるので注意してください。

住宅ローンを6000万円組むために最低限必要になる年収と、十分に余裕を持って返済できる年収を解説していきます。

最低限必要な年収は?

住宅ローンを6000万円組むために最低限必要になる年収は1000万円とされていますが、実際には年収が1000万円あっても返済には余裕がないです。

住宅ローンを返済する以外にも生活費なども必要になるだけでなく、配偶者や子供がいれば生活費が増えることに加えて、教育費などの支出もあります。

年収が1000万円でも住宅ローン6000万円は組めますが、組んだ後に問題なく生活ができるかどうかをシミュレーションするようにしましょう。

十分に返済できる年収は?

住宅ローン6000万円を十分に返済できる年収は1300万円とされており、最低限必要な年収と比べると300万円も金額が多くなっています。

最低限必要な年収の状態では住宅関係の支払いだけでも、厳しい部分がありますが年収1300万円ではその他の生活費の支払いなどを圧迫しなくなるケースも多いです。

また、住宅ローン以外にも自動車ローンなどを同時に組む余裕もあるため、住宅ローンの返済だけであれば十分に返済ができる年収といえます。

ローン以外に必要となる税金・諸費用は?

住宅ローン以外にも必要となる税金・諸費用もあることから、住宅ローンを組む際にはある程度の現金を準備しておくことが大切です。

例えば、不動産取得税や、住宅や土地などの固定資産を所有している間は毎年固定資産税の支払いが義務付けられています。

他にも住宅ローンを受ける際に金融機関に支払う融資手数料や、不動産登記を依頼するための司法書士依頼料など住宅購入以外の部分でもお金が必要です。

住宅ローンで6000万円組むために年収が足りない場合の対処法

通帳を見ながら電卓で計算している画像

住宅ローンで6000万円組むためには年収が足りていなくても、どうしても購入したい物件がある際には対処法が存在しています。

代表的な対処法としては夫婦でペアローンを組む・親子で二世帯ローンを組む・頭金を貯める3つが挙げられるでしょう。

注意点としてはペアローンと親子ローンでは条件が定まっているため、条件を満たしていなければ、ペアローンと親子ローンは活用できない点です。

3つの対処法についてそれぞれ解説していきます。

夫婦でペアローンを組む

ペアローンとは夫婦が両方安定した収入がある際に利用できるローンですが、夫婦の年収を合算して住宅ローン審査を受ける方法です。

例えば夫の年収が500万円としたら単独で住宅ローン6000万円を組もうとしても、最低限の年収を満たしていないので住宅ローン審査には通らないでしょう。

しかし、妻が年収500万円あれば、夫側の年収500万円と妻側の年収500万円を合算して年収1000万円として住宅ローン審査を受けられます。

親子で二世帯ローンを組む

親子で二世帯ローンを組む際にも親と子供の年収を合算して住宅ローン審査を受けられますが、住宅ローン審査年齢の基準になるのは子供なので、親の年齢はあまり重視されません。

また、二世帯ローンで住宅ローンを組む際には新しく建てた住宅には、親子二世代で居住するなどの条件があるため、金融機関に先に確認することがおすすめです。

もしも、二世帯ローンであるにも関わらずに別居をしていると資金使途違反を問われる可能性もあります。

頭金を貯める

頭金を貯めて住宅購入費用の一部を支払って住宅ローンに必要な金額を下げれば、住宅ローン審査に通りやすくなるケースは珍しくありません。

住宅ローン審査では住宅ローン金額と申込人の年収を参考にして審査をおこなうため、年収を上げられないのであれば、住宅ローン金額を下げることで住宅ローン審査のハードルを下げる方法です。

頭金を貯めて住宅購入金の一部が支払える旨を金融機関に伝えれば、金融機関側からどのような行動をすれば良いかについて提案してもらえます。

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住宅ローンを組むときの注意点は?

スケジュール帳の上に電卓や家の模型を置いている画像

住宅ローンは金額に関わらず共通している注意点がありますが、注意点を意識せずに住宅ローンを組んだ結果として生活が圧迫されてしまうことも多いです。

そうならないためにも、住宅ローンを組む前には注意点についてしっかりと把握して、将来的にどうなるかについても考えるようにしましょう。

特に注意をしなければならない点が、支出が増える可能性がある点と収入が減る可能性がある点です。

それぞれの注意点について解説していくので参考にしてみてください。

将来的に支出が増える可能性も考慮する

将来的に支出が増える可能性も考慮しなければいけませんが、住宅ローンを組んだ段階で独身であるケースや夫婦だけのケースは要注意です。

結婚をしたり、子供が産まれたりすれば生活費が多く必要になるだけでなく、子供の場合には教育費や学費なども大きくなるにつれて金額が多くなっていきます。

もしも、現在の状況から支出が増えたとしても問題なく住宅ローンを返済していけるかを、先にシミュレーションしてから住宅ローンを組んでください。

収入が減る可能性があることも考慮する

収入が減る可能性があることも考慮しますが、収入が減る代表的な例としては転職が挙げられます。

転職をして収入が増えるのであれば問題ありませんが、転職をして年収が下がるのであれば転職後の年収で住宅ローン返済を滞りなくできるかの判断が必要です。

もしも、住宅ローン返済が難しくなって返済が滞ってしまえば、金融機関との契約違反になってしまうため、住宅が差し押さえられる可能性もあります。

転職をする前に問題なく住宅ローン返済ができるか考えるのが大切です。

6,000万円の住宅ローンを組んだ場合の返済額シミュレーション

ノートに計算式を記入している画像

6000万円の住宅ローンを組んだ場合の返済額シミュレーションですが、条件として以下を設定します。

  • 借入金額6000万円
  • 元利均等
  • 返済期間30年
  • 金利1%

シミュレーション結果は毎月返済額192,983円で総返済額が69,473,978円です。

最終的な返済金額は当初の借入金額と比較すれば、約950万円増えていることからもわかるように、住宅ローンの借入金額が大きければ伴って利息も多くなります。

最低年収1000万円で住宅ローンを組んだ場合には年収分ほど増える計算です。

無理なく返済するためには?

家計簿の上に電卓と現金を置いている画像

無理なく住宅ローンを返済するためには、住宅ローンを組む前にさまざまな状況になることを想定して、それでも問題なく返済ができるかどうかの判断が重要です。

また、毎月返済する金額が最初に金融機関が提示するため、毎月の返済額と毎月の収入とのバランスを考えながら生活を圧迫しないかも判断してください。

生活を圧迫してしまうと毎日の生活の中で金銭的なストレスを感じやすくなってしまうでしょう。

住宅ローンを組みたいならさまざまな工夫が必要!

住宅ローンを組みたいなら単純に金融機関に申し込んで、住宅ローン審査を受けるのではなく、ペアローンや二世帯ローンなどの工夫が必要になるケースも珍しくありません。

特に住宅ローンの金額が高くなれば高くなるほど、単独の住宅ローン申込みでは最低年収額を満たすのが難しくなってきます。

どうしても欲しい物件があって、住宅ローン審査を通るのが難しいのであればペアローンや二世帯ローンを活用してください。

また、自分だけで住宅ローンを組むなら頭金が大切です。

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