マンションにトランクルームは必要?メリット・デメリットをご紹介

2022.01.17

マンションにトランクルームは必要?メリット・デメリットをご紹介マンションにトランクルームは必要?メリット・デメリットをご紹介


マンションを選ぶ際、収納スペースの充実度を重視している人は多いですよね。さまざまなタイプの収納がある中で、高い収納力が魅力のトランクルーム付きマンションは特に人気があります。

この記事では、トランクルームの特徴や活用のコツ、使用時の注意点などを詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

トランクルーム付きマンションとは?

セルフストレージルームに保管している段ボール

トランクルームとは、住戸スペースとは別に設けられた収納庫のことをいいます。玄関付近や地下、別棟などに設置されていることが一般的で、マンションによって広さや仕様は異なります。

間取り図ではトランクルームのことを「TR」または「TS(トランクスペース)」と表記されていて、居住者が専有的に使用できるスペースです。トランクルームの特徴を生かして室内の収納スペースと上手に使い分けることで、格段に暮らしやすくなります。

トランクルームのメリット

荷物を入れたボックスと植物

トランクルームがあれば便利そうという印象を持っている人は多いですが、実際に利用する際には具体的にどんなメリットがあるのかを知っておくことは大切です。主なメリットは次の4点です。

  • 収納スペースが増える
  • 外で保管したい物を収納できる
  • 物が減るので部屋の中が広く使える
  • 24時間時間を気にせずいつでも利用できる

それぞれのメリットについて具体的に説明するので、トランクルームを上手に活用するためにぜひチェックしてみてください。

①収納スペースが増える

居住スペース以外にも収納スペースを確保できることは、トランクルームの最大のメリットといえます。

住み始めた頃は物が少なくても、暮らしていくうちに物が増えていく人は少なくないでしょう。趣味の物が多い人や子育て中の家庭など荷物が増えがちな人にとっては、トランクルームは特に重宝する存在となります。

②外で保管したい物を収納できる

マンションのトランクルームは、室内に持ち込むと汚れが気になるアウトドア用品やスポーツ用品など、屋外で使う物を収納するのに適しています。

玄関に隣接したタイプのトランクルームの場合、ベビーカーや砂遊びセットなどを収納することで、お子さんと出かけるときにさっと手に取れるのも嬉しいポイントです。

③物が減るので部屋の中が広く使える

使用頻度が低いものや使用する季節が限られているものなどは、室内では収納スペースを圧迫しがちです。普段あまり使わないものをトランクルームに収納することで、居住スペースを広く確保することが可能になります。

④24時間時間を気にせずいつでも利用できる

マンションに設置されたトランクルームは、専有部分と同じように自由に使用できます。自分で施錠をして好きなときに物の出し入れができ、必要なときにすぐ利用できるのは安心です。

トランクルームのデメリット

荷物を入れた倉庫

トランクルームはメリットも多く便利ですが、後から後悔しないためにも最初にデメリットを理解した上で利用することが大切です。主なデメリットは次の4点です。

  • 荷物を入れっぱなしにして放置しやすくなる
  • 毎月コストがかかる
  • 家から遠い場合は不便
  • 保管に向かない物もある

それぞれのデメリットについて具体的に説明しますので、ぜひ参考にしてください。

①荷物を入れっぱなしにして放置しやすくなる

トランクルームは室外にあるため、室内に比べると保管している物を目にする機会が少なくつい放置しがちになってしまいます。管理が行き届きにくいため、何を入れていたのかを忘れたり、使わなくなったものを溜め込んでしまったりするケースも多いです。

せっかくあるスペースを有効に活用するためにも、定期的に中身を確認し、整理しておくことが大切です。

②毎月コストがかかる

トランクルームの費用は購入時の販売価格や月々の管理費に含まれている場合が多いですが、全戸分のトランクルームが用意されていない場合やレンタルタイプの場合、毎月利用料を支払うことになります。月々の利用料に加えて手数料や保証料などの費用が別途必要になる場合もあるため、全ての費用を含めて考える必要があります。

毎月の費用を支払ってでもトランクルームを利用する必要があるのか、本当に保管すべき荷物なのかをよく考えてから利用することが大切です。

③家から遠い場合は不便


マンションのトランクルームは住戸に隣接したタイプやエントランス付近などの共用部分にあるタイプ、外部のトランクルームと提携しているタイプなどがあります。外部のトランクルームと提携している場合はマンションの敷地外にあるため、家から遠いと気軽に荷物の出し入れをすることが難しくなります。

保管している物をきちんと把握しておき使用前に余裕をもって荷物を取り出しておくなど、計画的に利用することが大切です。

④保管に向かない物もある

トランクルームは換気設備がなかったり外気温の変化に大きく左右されたりする場合が多く、温度管理や湿度管理が難しいです。そのため、本や書類などの紙類、衣類など、温度や湿度の変化に弱い物の保管には向きません。

室内で保管するべき物とトランクルームに保管しても大丈夫な物を理解して使い分けることが大切です。

トランクルームにはどんなタイプがある?

屋外型のトランクルーム

ひとくちにトランクルームといっても、さまざまなタイプのものがあります。代表的なタイプは次の3つです。

  • マンションと提携しているトランクルーム会社を利用するタイプ
  • 玄関やバルコニーの横に設置してあるタイプ
  • 駐車場や地下や別棟に設置してあるタイプ

それぞれのタイプによって特徴や使い勝手も違ってきます。マンションによって採用されているタイプは異なるため、事前に確認しておきましょう。

ここでは3つのタイプ別に特徴を紹介します。

マンションと提携しているトランクルーム会社を利用するタイプ

マンション内にトランクルームがない場合、連携している外部のトランクルーム会社を利用できるマンションもあります。毎月利用料が発生しますが、提携料金で通常より割安になる場合が多いです。荷物の量に応じてレンタルするトランクルームのサイズを選べるのが一般的です。

マンションの敷地外にトランクルームがあるため気軽に荷物の出し入れをすることはできませんが、あらかじめ日時や出し入れしたい荷物を伝えることで搬入・搬出をしてもらえるケースもあります。

玄関やバルコニーの横に設置してあるタイプ

玄関ドアの付近やバルコニーの横など、各住戸に隣接したタイプのトランクルームです。マンションの構造体のくぼみなどを活用して作られることが多く、サイズは小さめなのが一般的です。

利用料がかからない場合が多く、住戸に隣接しているため荷物の出し入れが気軽にできるメリットがあります。

駐車場や地下や別棟に設置してあるタイプ

共用部分や別棟などにまとめて設置しているタイプのトランクルームです。住戸とは離れていますが、敷地内にあり専有部分と同じように使えるため、荷物の出し入れはいつでも自由にできます。

全戸分ある場合は利用料がかかりませんが、数に限りがある場合は契約制となり毎月利用料がかかることもあります。容積率に余裕があるマンションに多く、サイズも大きめで収納容量が多い場合が一般的です。

収納方法のコツ

棚に並んだ収納ボックス

トランクルームは大きな箱と同じなので、ただ荷物を入れるだけでは床に積み上げるだけの状態になってしまいます。なるべく使いやすくたくさんの荷物を収納するためにおすすめしたい収納のコツは、次の5つです。

  • 収納グッズを使う
  • 荷物を小さくまとめる
  • トランクルーム内のマップを作る
  • 収納物が一目でわかるように入れ物に名前を書く
  • フタ付きのケースやカバーを使う

それぞれのコツについて詳しく説明していくので、ぜひ取り入れてみてください。

収納グッズを使う

トランクルームの広さや収納したい荷物の量や種類に応じて、収納グッズを用意しましょう。スチールラックや突っ張り棒などを上手く組み合わせることで、収納力も使い勝手も格段にアップします。

高さのあるスペースの場合は、下の方には重い物を、上の方には軽い物を収納するのが鉄則です。重い荷物にはキャスター付きの収納ケース、上の方には取っ手付きの軽い布製ボックスなどを使い分けるようにしましょう。

荷物を小さくまとめる

せっかく広いスペースがあっても、かさばるものをそのまま収納してしまうともったいないです。なるべく省スペースになるような工夫をしましょう。

例えばスーツケースは中身が空のまま保管するのではなく、中に旅行グッズを収納してしまえばスペースも無駄になりません。おもちゃや家電の空き箱などは畳んでまとめておく、傘やキャンプグッズなどは横に寝かせず空き箱などにまとめて立てておくなど、工夫次第で空間を有効に使うことができます。

トランクルーム内のマップを作る

大きな空間にサイズも用途もさまざまな物を収納すると、どこに何が置いてあるのかを把握しにくくなります。必要なものを出したいときに、いちいち荷物をどかしながら探すのは大変です。おおまかでいいので、どのエリアに何を収納しているのかを書き出しておきましょう。

マップといっても細かく丁寧に書く必要はなく、トランクルーム内を「入口側」「右手側」「左手側」「奥」などのいくつかのエリアに分け、それぞれの場所に何を収納しているのかを書いておく程度でも十分です。

収納物が一目でわかるように入れ物に名前を書く

用途や種類に応じて収納ケースや段ボールなどに荷物をまとめて入れる場合、外からでは中身が見えないため、何をどこに入れたのかを忘れてしまいがちです。それぞれの入れ物に中身のリストを貼り付けたり、「キャンプ用品」「ガーデニング用品」などのカテゴリーを表記したりすることで中身が一目で分かり、探す手間が省けます。

中身が分からないと必要なものを探しにくいだけでなく、収納したことを忘れて死蔵品になってしまう可能性が高くなります。保管している物を把握しやすくするためにも、必ず中身がわかるように名前を書きましょう。

フタ付きのケースやカバーを使う

トランクルーム内はホコリが溜まりやすいため、長期間使っていなかった荷物を久しぶりに取り出した際、ホコリまみれになっていることがあります。

細々としたものを収納する際は、必ずフタ付きの収納ケースを使用しましょう。テントなどのアウトドア用品やスキー板などのスポーツ用品は、付属のケースやカバーに入れておくと思わぬ劣化を防いでくれます。電化製品も注意が必要で、ヒーターや扇風機などの季節家電は、ホコリよけに不織布カバーなどで覆ってから収納してください。

サイズ別トランクルームの料金と収納量

トランクルームで荷物の出し入れをする男性

トランクルームを選ぶ際には、収納したい荷物の量と予算を併せて考える必要があります。サイズによって料金が変わることはもちろん、屋内型は比較的料金が高く、屋外型は安い傾向にあります。また、地域によっても価格に差がありますので、ここでは平均的なものを紹介します。

サイズ料金収納量
1畳3,000~10,000円程度家具・家電を除く一人暮らしの荷物が収納可能
2畳5,000~20,000円程度家具・家電を含む一人暮らしの荷物を収納可能
3畳6,000~30,000円程度1~2人分の荷物とバイクや自転車も収納可能
4畳8,000~40,000円程度2~3人家族の家財道具全般を収納可能

トランクルームの注意点

セルフストレージ倉庫の施錠をする女性


上手に活用すればとても便利なトランクルームですが、いくつか気をつけるべき点もあります。ここでは利用前に確認しておくべき注意点を紹介しますので、必ずチェックしておいてください。

トランクルームの設置場所によって環境が変わる

トランクルームにはさまざまなタイプがあるため、設置場所によって内部の環境にも大きな違いがあります。屋外に設置されたものの場合、温度と湿度の変化の影響を一番受けやすくなります。屋内の場合でも居室内とは違い空調設備が整っていないことの方が多いため、居室と比べると温度と湿度の変化は大きくなります。

空調設備が整ったトランクルームでない限り、本や書類などの紙類や、布団や衣類などの布製品、ひな人形などの木製製品は保管しない方が良いでしょう。

トランクルームによっては利用できないこともある

全戸分のトランクルームが用意されていない場合、トランクルームの数に対して希望者が多い際には抽選になることがあります。希望していても利用できないケースもあることを想定しておきましょう。

どうしてもトランクルームを利用したい場合は、トランクルームの数が全戸分あるのか、数に限りがある場合は空きがあるのか、事前によく確認することが大切です。

マンションのトランクルームは共用部分なことが多い

トランクルームは居室とは別であるため、専有的に利用することができても基本的には共用部分であると考えましょう。共用部分は管理者の許可なくリフォームすることができないため、床材を張り替えたり壁にネジ止めをしたりしたい場合には必ず管理規約を確認してください。

どんな人に必要?

趣味の荷物を保管する倉庫

トランクルームの利用に向いているのは、特に居室内の収納が少ない場合や、趣味の荷物が多い人です。加えて、出産や単身赴任といった家族のライフステージの変化に応じて一時的に荷物が増えることがある場合にも活躍してくれます。

日常的には使わないけど保管しておきたいという荷物が多い人ほど、トランクルームは便利な収納場所として大活躍してくれます。

まとめ

この記事では、トランクルームの特徴や活用のコツ、使用時の注意点などを詳しく紹介してきました。トランクルームと室内の収納スペースとを上手に使い分けることで、部屋が広々とし格段に暮らしやすくなります。ぜひトランクルームを活用してすっきりとした暮らしを手に入れてくださいね。

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