築40年のマンションは寒い?寒さ対策11選を紹介

2022.01.17

築40年のマンションは寒い?寒さ対策11選を紹介築40年のマンションは寒い?寒さ対策11選を紹介

築40年のマンションと聞くと「冬は寒いのでは?」と、不安に思う人も多いのではないでしょうか。

本記事では、築40年のマンションは本当に寒いのか、そして、部屋が寒い場合はどんな対策をとればよいのかをお伝えしていきます。

▼この記事のポイント

  • 築40年のマンションは寒い?
  • 築40年のマンションが寒い理由は?
  • 築40年のマンションの寒さ対策

ほか

マンションの寒さにお悩みの方は参考にしてみてください。

築40年のマンションは寒い?

暖房で暖まる女性とネコの画像

建築物は、築年数が古くなればなるほど寒さを感じやすいといわれています。

従って築40年のマンションは、リノベーションなど、後から手を加えていない限り寒い可能性が高いといえます。

部屋が寒いと、健康被害など深刻な問題が発生することもあります。

マンションを選ぶ際は、防寒対策がされているか、されていない場合は、今後防寒対策をとることができのるかということも重要なポイントとなります。

築40年のマンションが寒くなる理由とは

キッチンの前で寒さに震える女性

一般的には戸建てよりもマンションの方が寒さを感じにくいと言われているにも関わらず、なぜ、築年数の古いマンションは寒いのでしょうか。

こちらでは、築40年のマンションが寒くなってしまう理由を詳しく説明していきます。

寒さを考慮せずに建てられた物件が多いから

現在では当たり前ともいえる断熱材ですが、古いマンションでは全く断熱材が入っていないことも珍しくはありません

住宅の断熱性能に関わる「住宅の省エネ基準」は、1979年の省エネ法制定を受け、1980年に初めて制定され、1992年、1998年、2013年、と改正・強化され、そして2016年に「建築省エネ法」が制定されました。

つまり築40年のマンションの場合、断熱性能についてあまり考慮されずに建築されていることが多いのです。

部屋の熱が逃げやすい窓を使用しているから

築40年のマンションで使われている窓は、断熱性の低い一枚ガラスにアルミサッシの組み合わせが一般的です

窓の断熱性が低いと、暖房を付けても部屋が暖まらず、寒さを感じてしまいます。

また、経年劣化により窓枠が歪んだり、窓の建て付けが悪くなったことで隙間が生じ、そこから風が入ってくることもあります。

築40年のマンションの寒さ対策①:部屋の窓の場合

窓が結露している写真

窓から熱が外に逃げる、暖気が冷たい窓に触れることにより冷える、隙間から風が入るなど、暖房を付けているのに部屋が暖まらない原因は窓にあることが多いといわれています。こちらでは、窓の寒さ対策についてみていきます。

風が入らないように窓に隙間テープを使う

窓の引き違い部分などの隙間に、隙間テープを貼ることにより隙間風を防ぐことができます

隙間テープはホームセンターや百円ショップなどに売っています。

製品により、さまざまな幅や厚みのものがあるので、貼り付けたい窓枠やレールの幅をあらかじめ測ってから合うサイズのものを購入しましょう。

接着面に埃などが付着すると粘着力が弱くなってしまうので、使用前にはサッシや窓の掃除をしておきましょう。

窓に断熱シートを貼る

断熱シートを窓に貼ることにより、部屋の暖かい熱が外に逃げることを防止できます

断熱シートには冬用とオールシーズン用があり、冬用の場合は室内の暖房効率を高めるほか、結露を防ぐこともでき、カビ対策にも役立ちます。

オールシーズン用は、季節を問わず貼りっぱなしにできるので、張り替えの手間がかかりません。

また、シートの厚みもさまざまです。シートは厚くなるほどに暖かさを感じやすくなりますが、窓から光が通らず部屋が薄暗くなってしまうこともあります。

反対に、薄いシートであれば、断熱効率は下がりますか、光を通し部屋の明るさを保つことができます。

柄付きのシートなどもありますので、部屋に合わせて好みのタイプを選んでみましょう。

カーテンを断熱性のあるものにする

カーテンに断熱性のあるものを選ぶと、カーテンを閉めたときに室内の暖気が外に逃げるのを防ぐことができます

そのほかにも、断熱カーテンには防音や遮光効果、結露を抑える効果もあります。

断熱カーテンを選ぶ際は、長さに注意が必要です。長さが足りていない場合、カーテンに覆われていない部分から冷たい空気が入り込んでしまいます。

窓のサイズをしっかり測り、最適な長さのものを選びましょう。

築40年のマンションの寒さ対策②:部屋の床の場合

暖かそうなルームシューズを履く女性

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へと流れる空気の性質により、冬は暖房を付けていても床がひんやりと冷たくなってしまいます。

足元が冷えると体感温度がぐっと下がります。こちらでは、床の寒さ対策についてみていきましょう。

ラグを敷く

ラグは、繊維の間に空気の層があるため断熱効果が高く、敷くだけで足元の冷えを防ぐことができます

とくに、ウールやコットンなどの天然繊維のものは、保湿性に優れているのでおすすめです。ラグは直接足や手で触れるものなので、暖かさや肌ざわりのよいものを選ぶとよいでしょう。

畳の場合新聞紙を敷く

畳の下に新聞紙を敷き詰めることにより、床下からの隙間風を防ぐことができます

畳を外すのは少々手間がかかりますが、新聞紙であればお金をかけずに手軽に畳の部屋の防寒対策ができます。

大掃除の機会などに試してみるとよいでしょう。

スリッパを履く

スリッパを履くことによって、足元を直接暖めることができます

冬には寒さ対策用として、ボアや起毛など、暖かい素材のスリッパもたくさん発売されます。

お好みの物を選んでみてください。

築40年のマンションの寒さ対策③:部屋の壁の場合

家の中で寒そうに鼻をかむ女性

外気をシャットアウトしても、室内の壁や扉の隙間から暖気が逃げてしまうと、せっかく暖房をつけていても部屋は暖まらず寒さを感じてしまいます。

こちらでは、部屋の壁の寒さ対策についてお伝えします。

クッションテープを貼って隙間風を防ぐ

室内の壁の隙間や扉からの隙間風は、クッションテープを貼ることで防ぐことができます。テープの接着面に埃やゴミが付着しないよう、必ず貼る箇所の掃除を行ってからクッションテープの貼り付けを行ってください。

間仕切りカーテンを設置する

隙間風が気になるところに間仕切りカーテンを設置すると、隙間風を防ぐだけでなく、部屋の暖気の逃げを防ぎ暖房効率を高めることができます

断熱カーテンを選ぶと、その効果はより高くなります。

カーテンは、できる限り隙間を作らない方が効果的ですが、床に擦る長さにすると生地が傷みやすくなってしまうので、床から1センチほど浮くような長さにするとよいでしょう。

築40年のマンションで防寒対策がとられているか確かめる方法

ハウスモデルとルーペの写真

気に入ったマンションがあったとしても、築年数が古く、防寒対策をとられているのかが分からなければ、安心して住むことはできませんよね。

こちらでは、築40年のマンションが防寒対策をとられているのか確かめる方法についてお伝えします。

断熱材に外断熱を取り入れている

外断熱改修済のマンションの場合、建物自体が外気温の影響を受けにくくなっているので防寒対策は十分取られていると考えられます

外断熱とは、建物の外側をすっぽりと断熱材でくるむことをいいます。

断熱性能がアップし省エネになる、住戸内の温度差が小さくなるなど、外断熱にはメリットがたくさんありますが、従来の大規模修繕に比べコストがかかるため、あまり普及していないのが現状です。

外断熱改修済のマンションは現時点では多くないということを覚えておきましょう。

二重ガラスを使用している

窓が二重ガラスの場合、断熱効果は一枚ガラスに比べ、2倍から4倍になると言われています。

暖かい空気が外に逃げるのは窓からが一番多く、その割合は半分以上と言われています。従って、窓に二重ガラスを採用しているマンションは防寒対策がとられていると考えてよいでしょう

内廊下がある

内廊下のマンションは、外気の影響を受けにくいため断熱効果が高いと言えます

また、玄関も外気に露出していないので玄関ドアから外気が入ってくる心配はありません。ただし、室内の窓が断熱性の低い一枚ガラスにアルミサッシであったり、窓自体が経年劣化で歪んでいる場合は窓から暖気が逃げてしまうので、部屋によっては寒さが気になる場合もあるでしょう。

リノベーションも視野に入れよう

部屋をリフォームしている写真

気に入ったマンションに防寒対策をとられていなかったからといって、諦める必要はありません。

窓を変えたり断熱材を入れるなどのリノベーションを行うことで、築40年のマンションでも暖かい部屋を作ることができます。

こちらでは、防寒対策のリノベーションについてお伝えしていきます。

リノベーションで特に重視したいポイントは?

リノベーションする場合、最も高い効果を期待できるのは窓の断熱です

一枚ガラスを二重ガラスにする、もしくは、既存の窓の内側にもう一枚サッシを設ける内窓を付けることで、大きな断熱効果を発揮できます。

その他、床、天井、壁に断熱材を用いれば全ての構造を断熱することができますが、大がかりな工事になり、費用もかかってしまいます。

予算に合わせて必要な部分をリノベーションするとよいでしょう。

費用相場はどのくらい?

リノベーションする場合、費用相場は以下の通りです。部屋の大きさによって総額でかかる費用は変わってきます。

また、階数によっても費用が変わることもあります。

事前に確認し、予算に応じて自分の家に必要なリノベーションを行いましょう。

工事の種類価格
約100,000~500,000円
床の断熱約4,000~8,000円/㎡
天井の断熱約4,000~8,000円/㎡
壁の断熱約4,000~30,000円/㎡

まとめ

築40年のマンションの寒さ対策についてお伝えしました。

築年数の古いマンションは、断熱材が入っていない、窓から熱が逃げやすい、経年劣化で隙間が生じているなど、さまざまな要因から寒さを感じやすい可能性が高くなっています。

家の中が寒いと、快適に過ごせないというだけでなく、ヒートショックなど、深刻な健康被害に繋がってしまうこともありますので、我慢せずに適切な寒さ対策をとることが重要です。

防寒対策には手軽に試せるものからリノベーションまでさまざまな方法がありますので、本記事を参考にして、自分の生活に合った防寒対策をとってみてください。

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