マンションの5階の高さはどのくらい?住み心地について紹介

2022.01.12

マンションの5階の高さはどのくらい?住み心地について紹介マンションの5階の高さはどのくらい?住み心地について紹介

一般的にマンションは階が高いほど、価格も高い傾向にあります。マンションは高い階に住んだ方が良いことがある、ということなのでしょうか?

そこで、マンションの階の高さと住み心地にはどんな関係があるのか気になる方もいるでしょう。

実はマンションの5階という高さは、暮らしにつながる1つのポイントです。ここでは、マンションの5階の高さと住み心地についてご紹介していきます。

マンションの5階はどのくらい高いの? 

リビングにハウス型矢印バーが並んでいる写真

はじめにマンション5階の高さについて、具体的に確認していきましょう。高さの基本を知っていると、実際の暮らしが想像しやすくなります。また、高さの基本情報は住まい探しのポイントにもなるところです。

住宅基準階1層あたりの階高に基づくと5階はおよそ15メートル

実際に暮らす生活空間を思い浮かべると、気になるのは天井の高さです。しかし、階高は生活空間としての床から天井までの高さではありません。

建築基準法に基づいて建てられた建物の、各階の高さは「階高(かいだか)」と表します。

1階層の階高は、1階の構造部の床から2階の構造部の床までのすべてを表す高さです。

マンションで床の構造を2重、天井の構造を2重にすると、1階層あたりの階高は2.9メートルから3メートルが理想とされています。これに基づいて考えると、マンション5階の階高はおよそ15メートルです。

マンションのエレベーターが必要なのは何階から? 

エレベーターの5階のボタンを押す人の画像

マンションによってはエレベーターがついているところと、そうでないところがあります。マンションでエレベーターが必要なのは、何階からなのでしょうか。エレベーターがあるか無いかは、暮らしやすさに大きく関係します。

マンションの5階でエレベーターが無いことはある?

結論から言うと、マンションの5階でもエレベーターが無いことはあります。エレベーターの設置義務にはマンション全体の高さが関係しているからです。

エレベーターの設置義務がある建物の高さは、31メートル以上。これは、建築基準法によって定められています。

31メートルをマンションに当てはめると、およそ7階~10階建てです。およそ6階建て未満のマンションの場合、エレベーターの設置義務はありません。

エレベーターの無いマンションでは、5階まで階段で移動することになります。すると、大きな荷物の運搬やベビーカーでの移動がしづらく、生活しにくくなるでしょう。そのため、5階建てのマンションでも、エレベーターがついているところが多いです。

マンションの5階の住み心地は良い? 

白いプラスチック屋根を父母が持ち、間に子どもが居る画像

実際に暮らすとなると気になるのは、住み心地です。マンションの5階の住み心地はどんなところが良いのでしょうか。以下の4点について見ていきましょう。

  • 不審者侵入のリスク
  • 日当たりや風通し
  • 資産価値
  • 窓から見える景色

不審者侵入のリスクが低い

マンションの5階の場合、簡単に外から入り込むことはできません。1階から3階に比べると5階の不審者侵入のリスクは低いと言えます。

警視庁の令和2年のデータによると、3階以下の共同住宅の不審者侵入は6,186件。一方、4階以上の場合は2,364件となっています。このデータから、階が高い方が不審者の侵入は少ないことがわかります。

参照:警視庁住まいる防犯110番 https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

日当たりや風通しが良く開放的な生活ができる

マンションの5階は、1階や2階と比べると日あたりや風通しが良いことが多いです。また、高層階に比べると、窓を開けられるという点が大きく違います。

マンションは高層階になるほど風の影響を大きく受け、窓を開けることは難しくなります。また、安全面からも、高層階で窓を開放するのは危険です。

しかし、風の影響をさほど大きく受けない5階なら、窓を開けることができます。明るく開放的でありながら、空気の入れ替えができるのもマンション5階のよさでしょう。

人気のため資産価値が下がりにくい

マンションは高層階なほど、価格は高くなります。特にセキュリティや眺望、日当たりなどの条件から人気があるのは5階以上です。

人気がある分だけ資産価値が下がりにくく、将来手放すとなったときでも買い手がつきやすくなります。また、貸し出す場合でも借り手がつきやすく、賃料を高く設定できるでしょう。将来的にも大きなメリットがあるといえます。

窓から見る景色が良い

マンションの建つ場所が低層住居専用地域であれば、5階からの眺望も期待できます。低層住居専用地域の場合、タワーマンションなどの高層の建物は建てられません。マンションの高さは、建つ場所の「用途地域」によって決められているからです。

5階以上の建物の場合、外からの視線も気になりません。そのため、カーテンを開けておくことも可能です。視界をさえぎる建物が少なくなるため、眺めも開放的になります。

5階に住んでいると自然災害の影響はある? 

リビングに観葉植物やぬいぐるみが落ちて散らかっている様子の画像

日本に住んでいる限り避けられない自然災害が、地震です。また、地震と同じように考えておきたいのが、津波の高さとの関係。自然災害は、マンションの5階にどんな影響があるのかチェックしておきたいところです。

<地震>大きな揺れは感じない

基本的に地震の揺れは、階が高くなればなるほど大きく感じる傾向があります。しかし、5階であればそこまで大きな揺れを感じることはありません。

地震の揺れには、建物の建築構造が大きく関係します。地震というと耐震構造と考えがちですが、大切なのは建物自体の揺れを抑える免震構造や制震構造です。

耐震構造は、国の定めた耐震基準によって変化します。耐震基準は見直しがあるため、建物が建てられた時の耐震構造と現在の耐震構造が同じとは限りません。地震への備えを考えるのであれば、どの耐震基準に基づいているのか確認することが必要です。

また、地震でライフラインに影響があるとエレベーターは停止してしまいます。この時使用するのは、非常階段。5階からであれば、子どもが一緒でも比較的に避難しやすいと考えられるでしょう。

<津波>5階でも油断はできない

東日本大震災では、多くの建物が津波による被害を受けました。マンションも例外ではありません。

東日本大震災のとき、15メートルを超える津波が到達した地点はいくつも報告されています。つまり、5階の高さでも安全であるとは言い切れません。

また、高さだけでなく建物の建つ場所の地形や海抜なども、津波の被害には関係します。ハザードマップや、地域やマンションの対策についても確認しておくことが大切です。

5階が最上階のマンションだとどう違う? 

並んでいる高さの異なる家の模型からひとつを選んでいる手の画像

眺望の良さや高いセキュリティ、資産価値などからマンションの最上階は特に人気です。さらに、5階が最上階の場合は、他とは違った魅力もプラスされます。

マンションのような共同住宅で最も気になるのが、音の問題。マンションの中間の階の場合、特に上階からの音は気になります。最上階なら、上階の住民はいないため音の心配はありません。また、5階が最上階なら風の影響も受けにくく、比較的静かな環境で暮らせます。

また、マンションの階は高ければ高いほど、外への動線が長くなるというところも注意すべき点です。

例えば20階建ての最上階の場合、エレベーターの待ち時間が長く、各階に停止すると他の住人と顔を合わせる機会も増えます。ごみ捨てなどの「ちょっとそこまで」が億劫になるでしょう。

しかし5階が最上階だと、エレベーターの待ち時間は各階に停止したとしても、それほど長くはありません。また、マンション全体の住人の人数も比較的少ないため人との接触も少ないと考えられます。出入りしやすいところも魅力といえるでしょう。

まとめ

今回は、マンション5階の高さと住み心地をご紹介しました。マンションの5階なら防犯性や眺め、資産価値という面でのメリットは大きいです。また、ある程度静かな環境での生活も期待できます。

マンションは、階が高い方が住みやすいというわけではありません。住む人やファミリーによっても暮らしやすい環境はさまざまです。ここで大切なのは、どんな暮らしをしたいかを具体的に考えることでしょう。

ライフスタイルに合わせて、自分やファミリーにとって最も快適なお部屋探しをしていきましょう。

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