9畳のリビングの広さってどのくらい?どんな人に向いてる?おすすめのレイアウトもご紹介!

2022.10.26

9畳のリビングの広さってどのくらい?どんな人に向いてる?おすすめのレイアウトもご紹介!9畳のリビングの広さってどのくらい?どんな人に向いてる?おすすめのレイアウトもご紹介!

間取りを検討するときに最初に目がいくのはリビングの広さではないでしょうか?

しかし、畳数や平米数を見て実際に家具を置いたときにどのくらいの広さになるのかイメージできる人は少ないかもしれません。

今回はリビングの広さが9畳の場合を想定して、どのくらいの広さなのか、どんな人が向いているのか、どんなレイアウトがおすすめなのかご紹介します。

※現代では独立したダイニングのある間取りが少なく、リビングとダイニングの線引きが難しいため、ここではリビングという表記にダイニングスペースも含めています。

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9畳のリビングってどのくらいの広さ?

「人が立っている畳の画像」

9畳のリビングがどのくらいの広さなのか、平米数に変換してみましょう。

また平米数がわかってもイメージできない方に向けて、誰でもイメージしやすい9畳の具体例をあげて説明します。

9畳=14.58㎡

9畳の平米数は14.58㎡です。

実は畳のサイズは地域によって若干の違いがあるのですが、間取り情報などに記載されている畳数は、不動産構成取引協議連合会により1畳1.62m2と定められています。

具体的にどのくらいの広さ?

9畳のリビングはホテルの部屋(廊下や水回りは含みません)でイメージするとわかりやすいでしょう。

セミダブルベッドが2つ、部屋の奥に小さめ円卓と椅子2脚が置いてあるツインルームです。

またはセミダブルベッドが2つ、円卓と椅子はないけれど、ベッドの足元にはキャリーケースを広げて置いても人が通るスペースが確保できるツインルームの大きさも9畳程度でしょう。

【関連記事】
リビングの広さはどのくらいが快適?メリット・デメリットや広く見せる工夫を紹介

9畳のリビングのダイニング・キッチンの広さは?

「コンパクトなダイニングテーブルとイスの画像」

リビングが9畳の場合、ダイニングはリビング内にどのくらいの広さを確保できるのか、キッチンはどのくらいの広さになるのか説明します。

ダイニングとキッチンの広さも理解しておくと、リビングで暮らすイメージがしやすくなるでしょう。

【関連記事】
リビングとダイニングの違いって?リビングのインテリアレイアウト例や注意点を紹介

ダイニングは必要最小限の広さにおさえる

9畳のリビングにダイニングをもうけるには、ダイニングを必要最小限におさえる必要があります。

ダイニングテーブルを設置するならば2人用の小さめのものがおすすめです。

ダイニングテーブルを設置しないならば、キッチンカウンターを利用して食事するなど、小スペースで空間を分けるのもいいでしょう。

キッチンの広さは3畳以上

キッチンの広さは3畳以上が一般的です。

リビングの広さによってキッチンの広さが決まるわけではありませんが、リビングが9畳の場合、可能な限りキッチンは広くしたほうがいいかもしれません。

キッチンが狭いと食器棚などを置く場所が限られるため、リビング側への設置を余儀なくされる可能性があるからです。

とはいえ、LDK全体でとれる広さは限られているので、LDKのうちどこを優先的に広くするのか考えた上で、キッチンの広さを決めるといいでしょう。

9畳のリビングに向いているのはどんな人?

「人のいない長方形のリビング」

9畳のリビングでは何人までストレスなく快適に暮らせるのでしょうか。

一人暮らしから四人暮らしまでを想定してそれぞれ説明しますので、参考にしてください。

一人暮らし:ゆとりのある広さ

9畳のリビングだと一人で暮らすには充分すぎる広さです。一人分のダイニングスペースやソファ、収納家具などを置いても快適に暮らせます。

また、ペット可の物件であれば、ペットと一緒に生活することもできるでしょう。ペットのゲージを置くスペースも問題なく確保できます。

家にいる時間が長い人、物が多い人、来客が多い人におすすめです。

二人暮らし:快適に暮らせる広さ

二人用のダイニングテーブルや2人掛けのソファも置けるため、広すぎず狭すぎず、快適に暮らせる広さといえるでしょう。

ただし、広さに余裕があるわけではないため、リビングにバッグを置いたままにしてしまうなど整理整頓できないと狭く感じてしまうかもしれません。

三人暮らし:少し狭く感じる

少し狭く感じる人が多いですが、ダイニングテーブル、ソファ、ローテーブルを置かないなど、設置する家具や大きさを厳選することで三人でも暮らしていくことは可能です。

ただし、9畳のリビングだと三人家族向けにつくられていないケースも多いので、マンションなどの集合住宅の場合は、近隣住民から子どもの騒音への理解が得られない可能性があるため注意しましょう。

四人暮らし:快適に暮らすのは難しい

リビング続きの部屋が隣にあれば別ですが、人が多くなると必然的に物も増え、圧迫感を感じるため快適に暮らすのは難しいでしょう。

スペース的には子ども二人が小さいときは暮らしていけますが、成人するまで四人で暮らすのは厳しいです。

三人暮らしのときと同様、集合住宅の場合は近隣住民とライフスタイルが違うことによるトラブルにもなりかねません。

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リビングの形が長方形と正方形の時のおすすめレイアウト

「人のいない正方形のリビング」

9畳といっても、部屋の形によっておすすめなレイアウトは変わってきます。設置したい家具が決まっている場合は、設置場所を確保できるか事前に確認しておきましょう。

ここでは、長方形と正方形の2つのパターンでおすすめのレイアウトをご紹介します。

長方形の部屋のレイアウト

長方形の奥行きをいかし、キッチン、ダイニングスペース、リビングスペースと空間を分けやすいため、レイアウトしやすい形です。

その半面、レイアウトのバリエーションが限られてしまうため、カーペットを季節ごとに変えたりソファーカバーで部屋の雰囲気を変えたりすると飽きずにレイアウトを楽しめるでしょう。

ただ、ソファとテレビの距離が近くなる可能性が高いため、気になる方は壁掛けテレビにするのもおすすめです。

正方形の部屋のレイアウト

9畳で正方形だと奥行きが少なくなるため、家具の大きさによっては設置できるものが限られます。

正方形だと1辺の長さは約382㎝になるので、家具のサイズを測り、余裕をもって設置できるものを選ぶといいでしょう。

また、長方形に比べレイアウトはしにくいですが、ソファの代わりにカーペットと大きめのクッションなどを置くと、まとまった広い空間として使えるのでおすすめです。

キッチンの種類別!おすすめレイアウト

「日の当たっている壁付けキッチンの画像」

同じ9畳のリビングでもキッチンのタイプによって、リビングとして使える広さは異なります。

ここでは壁付けキッチンと対面キッチンの2パターンでおすすめのレイアウトをご紹介します。

壁付けキッチンのレイアウト

壁付けキッチンは、リビングとキッチンを遮るものがありません。間取りにとらわれずに、どこまでをキッチンとして利用するか決められるため、リビングを広くとれます。

背面のない腰高の収納棚をリビングとキッチンを2つの空間に分けるように設置すると、どちら側からも使える収納スペース兼カウンターになるのでおすすめです。

【関連記事】
壁付けキッチンって子育てにはどう?メリットや注意点をまとめました

対面キッチンのレイアウト

対面キッチンは、リビングとキッチンが壁で分けられているため、狭く感じるかもしれません。しかし料理をしながら家族と会話できるなどの利点も多くあります。

おすすめのレイアウトは対面キッチンの特徴を生かし、キッチンカウンターを設置することです。ダイニングスペースを最小限に抑えつつ、おしゃれな空間を演出できます。

【関連記事】
対面キッチンとは?メリット・デメリットや種類、注意点を解説

9畳のリビングにどんな家具を置くべき?

「日が差すリビングあるローテーブルの画像」

9畳のリビングの場合、部屋を広く使えるための家具選びが重要です。

以下で家具別のおすすめな選び方、また、インテリアで気をつけることを説明します。

テーブル:ローテーブル

ダイニングテーブルは2人用のもの、ローテーブルは折りたためるものがおすすめです。

どちらのテーブルも床や壁と同じ色にすると部屋に馴染むため広く見えやすいでしょう。

ソファ:コンパクトな2人掛けソファ

背もたれや肘掛けがコンパクトな2人掛けソファがいいでしょう。

少し大きめのソファを置きたい場合は、脚が細くて下に空間があるものがおすすめです。他の家具と色味を揃えることで統一感をだせるでしょう。

テレビ:55v型前後

テレビを見る距離はテレビ画面の高さの3倍の距離が最適です。(4kテレビの場合は同じ距離でも倍の大きさ)

一般的に9畳のリビングであれば、55v型前後がいいといわれていますが、家庭によってテレビを見る距離は違うため、事前に測っておくといいでしょう。

その他インテリアで気をつけること

高額な家具はすぐに買い替えられません。最低限の家具を揃えたらあとは住んでから本当に必要なものやサイズを見定めて買うのがいいでしょう。

部屋選びの際にリビングで気をつけたいポイント

「パソコン画面の間取り図面を見ながら、説明を受けている男女の画像」

部屋探しをする際、気を付けたいのは部屋の広さだけではありません。

現地確認せずに間取りだけを見て、部屋を決めてしまったり、逆に選択肢から外してしまうと後悔することになりかねません。

ここでは現地確認の際に気をつけて確認したい以下2つのポイントをご紹介します。

日当たりに気をつけよう

間取り図や物件資料では、「人気の南向き」と記載があったとしても、周辺環境によっては日当たりがいいとは限りません

逆に北向きと記載があったとしても、見晴らしがよくて日当たりが気にならないこともあるため、希望の間取りであれば、方角関係なく現地を確認するのがおすすめです。

コンセントの位置を知っておこう

リビングではとくにテレビ専用コンセントの位置を確認しておきましょう。

テレビの配置がいくつか考えられる間取りでも実際にテレビ専用コンセントが1つしかなければ設置場所は限られます。

レイアウトを考えてからテレビが置けなかったということは避けたいので、現地で確認しておくことが大事です。

まとめ

9畳のリビングでの生活をイメージできたでしょうか。9畳という広さは、二人までだと快適に暮らせます。

三人以上で暮らす場合は、少し狭く感じてしまうかもしれませんが、工夫次第では快適に暮らせるので、家具の量や大きさから収納スペースまで総合的に考え検討するといいでしょう。

また、部屋探しで大事なのはリビングの広さだけではありません。実際に足を運び現地確認することで、日当たりやコンセント位置などもわかるため、間取り図だけで判断するのはやめましょう。

この記事を参考にしていただき、快適に暮らせる物件と出会えることを願っています。

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