20平米の広さってどのくらい?間取りと家族での住みやすさについて解説

2021.12.28

20平米の広さってどのくらい?間取りと家族での住みやすさについて解説20平米の広さってどのくらい?間取りと家族での住みやすさについて解説

一人暮らしのために部屋探しをしていると、よく見かけるのが20平米の物件です。

20平米は約12畳の広さで、ほとんどがワンルームか1Kの間取りとなっています。荷物が多い人や、二人以上で暮らす場合は広さが足りずに窮屈に感じてしまうでしょう。

「広さや間取りだけでは、具体的な住み心地が想像しづらい」という人も多いはず。

この記事では、20平米の広さや暮らしやすさ、また部屋探しの際に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

20平米ってどのくらい?狭い?

「木製の家の模型とクエスチョンマーク」

平米とは「平方メートル」を指し、建築において面積、つまり広さを意味します。平方メートルの単位は「㎡」と表示します。具体的な例をあげると、長方形の間取りの場合は縦が5m、横が4mほどの広さになります。

20平米がどれほどの広さなのか、イメージしやすいように畳や坪に換算して確認していきましょう。

何畳?何坪? 

畳の大きさは「不動産の公正競争規約」により、1枚あたり1.62㎡と決められています。

そのため、20平米を畳で表すと「20÷1.62=約12畳」となります。

また、1坪はだいたい2畳分の広さとなるため、20平米は約6.05坪です。

約12畳と聞くと広く感じますが、キッチンやバス・トイレなども含んでいるため、居室だけの広さは約6~8畳の場合が多いです。トイレが独立していたり、キッチンが広めだったりといった物件はそのぶん居室が狭くなるため、注意が必要です。

参照:不動産公正取引協議会連合会 不動産の公正競争規約
「DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準」https://www.sfkoutori.or.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2019/01/kiyak_zenbun.pdf

20平米は基本的にワンルーム・1K 

「窓際にある木製のベッドと観葉植物」

20平米に多い間取りは、ワンルームか1Kです。基本的に部屋の数が2つ以上になることはほとんどありません。まれにあったとしても、広さが足りずにそれぞれの部屋が狭くなってしまうため、暮らしづらいでしょう。

1Kの場合は部屋とキッチンが仕切られているため、間取り図では居室部分が約6~8畳と記載されています。

しかし、ワンルームの場合は、間取り図にキッチンスペースまで含めた畳数が記されて、一見広いように感じてしまうことも。実際はどちらも同じ平米数であることをよく覚えておきましょう。

何人で暮らすのに適した広さ?

「窓際に面した一人暮らしの部屋」

20平米は、キッチンやバス・トイレを含む全体の専有面積でも約12畳と、あまり広い間取りではありません。

一人暮らしには適しているのか、また20平米に二人以上で暮らすことは可能なのかということについて解説していきます。

一人暮らし 

国が定める「最低居住面積水準」によると、一人暮らしの場合、健康で文化的な住生活を送るために最低限必要な住宅面積は25平米とされています。

そのため、20平米は一人暮らしの間取りとして、国の定める最低居住面積水準と比べるとやや手狭であるといえるでしょう。大きめのベッドやソファーなどを配置すると圧迫感があったり、荷物が多い人は窮屈に感じたりするかもしれません。

しかし、最小限の家具や荷物しか持たない人や、整理整頓が得意な人には十分な広さとも言えます。コンパクトな間取りのため、掃除がしやすい、エアコンが効きやすいなどのメリットも。

20平米が一人暮らしに適しているかどうかは、荷物の量や家具の大きさ、インテリアへのこだわりなどによっても異なります。

二人以上 

20平米に二人以上で暮らすのは、かなり窮屈に感じるでしょう。

「最低居住面積水準」によると、二人暮らしで豊かな住生活を送るためには、最低30平米の広さが必要とされています。

二人分の荷物を収納するにはスペースが足りないことに加え、居室が1つしかないためプライベートもなかなか確保できません。広さだけでなく精神的な面でも余裕がなく、ストレスを感じやすくなってしまうでしょう。

  • お互いにミニマリストで荷物がかなり少ない
  • 家には寝るためだけに帰る

このような場合を除き、20平米に二人以上で暮らすことはおすすめしません。

20平米はこんな人におすすめ

「居心地のよさそうな一人暮らしの女性の部屋」

20平米は、一人暮らしにおいてやや手狭な間取りといわれています。しかし、人によっては十分快適に暮らせる間取りでもあります。

ここでは、20平米の広さでの暮らしが適している人の特徴を紹介します。

以下に当てはまる人は、20平米での暮らしを検討してみてもいいかもしれません。

①家具や荷物が少ない人 

家具や荷物が少ない人は20平米でも快適に暮らせるでしょう。

20平米の部屋は、ロフトが付いている場合を除いて収納力は高くありません。洋服や荷物が多い人は、収納スペースが足りない可能性も。

また、大きめの家具を配置すると圧迫感や窮屈さを感じるでしょう。

すでに大型家具を複数持っている人は、コンパクトなものに買い替える必要があります。

②家賃をなるべく抑えたい人 

物件の家賃は、部屋の広さにも大きく影響します。家賃を抑えたい場合は、比較的安い20平米の物件がおすすめです。

抑えた家賃代をほかのことに回したり、駅から近いなど立地を優先したりといったことも可能です。

しかし、20平米だと広いキッチンは望めず、冷蔵庫や調理家電を置く場所も限られています。節約のために自炊をしたいと考えている場合は、調理スペースが手狭になってしまうということも覚えておきましょう。

部屋探しで20平米にする際にチェックしたいポイント

「部屋を内見している女性と男性の不動産業者」

同じ20平米の部屋でも、間取りや構造によって暮らしやすさは変わってきます。

快適に生活するために、部屋探しの際にチェックしておきたいポイントを紹介します。

広さが限られている20平米では、事前に生活動線や家具の配置がイメージできるよう、できるだけ内見してしっかりと確認しておきしましょう。

①ロフトがあるか 

ロフトは一般的に、専有面積としての平米数に含まれていません。

そのため、部屋の専有面積に20平米と記載されていても、ロフトがある場合はそれ以上のスペースが確保されているのです。

ロフトの活用方法は

  • 寝室
  • 収納スペース
  • 洗濯物干し場(天窓付きの場合)

とさまざまです。寝室として使用する場合は、シングルベッドや布団を置く必要がないため、そのぶん居室にスペースを確保できます。

収納スペースとしては、季節家電や旅行バッグなど一時的にしか使わない荷物をしまっておくことも可能です。

しかし、ロフトはハシゴの上り下りが面倒であったり、夏場は熱がこもりやすく暑いなどといったデメリットもあります。

②収納スペースを確保できそうか 

20平米の部屋は収納力が高くないため、自分の荷物の量に見合った収納スペースが確保できるかどうかは重要なチェックポイントです。

備え付け収納の容量はもちろん、居室に収納家具を置くスペースがあるかどうかも確認しましょう。

「荷物が多いけど、部屋を広く見せたい」という人は、壁面収納やベッド、ソファー下収納、収納付きテレビボードなどを有効に活用しましょう。収納場所を1ヶ所にまとめると空きスペースが多くなり、部屋が広く見えますよ。

③バス・トイレ、キッチンと居室の割合 

部屋探しの条件として、独立したトイレや広いキッチンを希望する人も多いでしょう。しかし、バス・トイレ、キッチンが広いと、そのぶん居室の面積が圧迫されて狭くなってしまいます。

一方、ユニットバスやコンパクトなキッチンであれば、同じ20平米でも居室が広くなります。

自炊の頻度や水回りに対するこだわりは人によって異なります。バス・トイレやキッチンスペースと居室の広さ、どちらを重視するのか事前に決めておくとスムーズに部屋探しができるでしょう。

まとめ

一人暮らしでもやや手狭とされる20平米ですが、住みやすいと感じるかどうかはライフスタイルや荷物の量によって大きく左右されます。

家具や荷物が少ない、あるいは整理整頓が得意な人にとっては十分快適に暮らせる広さです。比較的家賃も抑えられるため、部屋の広さよりも駅までの距離や立地の良さを重視する人もメリットを感じるでしょう。

また、ロフトの有無やキッチンスペースの広さによっても居室の広さが変わってきます。

部屋探しの際は広さ、家賃など優先順位をしっかりと決めたうえで、ライフスタイルに見合った物件を選びましょう。

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