

赤ちゃんがリビングで快適に過ごすためには「安全」であることが重要です。
赤ちゃんは0〜1歳にかけて、心と体が著しく成長する時期です。そのため、1度快適なリビングにしたからといって終わりではなく、赤ちゃんの成長に合わせて、その都度、変えていく必要があります。
本記事では、赤ちゃんがリビングで快適に過ごすためのポイントを紹介します。

目次
赤ちゃんがリビングで快適に過ごすには?

赤ちゃんがリビングで快適に過ごすために知っておくべきことは、以下の点です。
- 常に掃除し清潔に保つ
- 気温が赤ちゃんにとって適温に
- 家具の角はカバーをつけておく
- ジョイントマットを敷く
これらを参考にし、赤ちゃんを迎えるためのリビングづくりにお役立てください。
それでは、詳しく説明します。
常に掃除し清潔に保つ
赤ちゃんが、1日の大半を過ごすリビングは、常に掃除し清潔に保ちましょう。ほこりやダニ、カビ、細菌などのハウスダストは、空気中に舞ったあと床に落ち、大人でいう腰より下のゾーンにたまりやすい性質があります。そのゾーンは、赤ちゃんにとっての生活圏であるため、ハウスダストをまともに受けてしまい、くしゃみや鼻水が出やすくなるでしょう。
赤ちゃんがハウスダストによる悪影響を受けないためにも、掃除機をかける以外に、拭き掃除を念入りにし、リビングを清潔に保つことが大切です。
赤ちゃんにとっての気温を適温にしよう
1歳になるまでの赤ちゃんは、体温調節がうまくできません。そのため、赤ちゃんが過ごす空間は、適温になるよう調整しましょう。気温の変化に敏感な赤ちゃんは、気温の高低により、体温が上下し、体調不良になりやすいので注意が必要です。
東京都福祉保健局「健康・快適居住環境の指針」 によると、冬であれば20℃~25℃。夏場は、外気より4℃~5℃低いぐらいが、赤ちゃんにとって快適な室温です。
また、赤ちゃんの体に触れてみることで、気温が適温かどうかがわかります。赤ちゃんの背中やおなかを触り、冷たければ気温が低いというサイン。汗をかいていれば、赤ちゃんにとって気温が高いと判断しましょう。
家具の角はカバーをつけておく
赤ちゃんは、バランスを崩しやすく転ぶことが多いため、家具の角にカバーをつけて、リビング内を安全にしましょう。家具の角は、思っているよりも鋭利なため、平らで何もないところに転ぶよりも、怪我が重傷化しやすい傾向にあります。
とくにリビングは、過ごす時間が長く、赤ちゃんもアクティブになる場所であるため、リビング内の家具の角には、カバーを付けておくのが鉄則です。また、安全性をさらに高めるなら、家具の縁にもカバーを取り付けましょう。
ジョイントマットを敷く
前述したように、赤ちゃんは転びやすいため、リビングの床にはジョイントマットを敷きましょう。ジョイントマットは、柔らかいクッション素材でできているため、赤ちゃんが転んで頭や体をぶつけても、衝撃を和らげてくれます。
また、赤ちゃんが成長しリビング内を走り回るようになれば、足音の防音効果にも役立つでしょう。このようにジョイントマットは、怪我防止や防音対策にもなるので、赤ちゃんが快適に過ごすために、手放せないアイテムです。
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寝返り・ハイハイ期に気をつけたいこと

赤ちゃんの寝返りは、一般的には4~6カ月ごろから始まり、その後、ハイハイ期に続きます。1日のほとんどを仰向けの状態で過ごしていた、ねんね期から比べると、赤ちゃんにとって大きな変化を迎える時期といえるでしょう。
それにともない、赤ちゃんの行動範囲が広がるため、気をつけたい3つのポイントを紹介します。
広めにスペースをとる
寝返りが上手になるまで、同じ方向に転がり続ける赤ちゃんが多くいます。そのような赤ちゃんの場合、狭いスペースに寝かせておくと、すぐに壁側に行き着いてしまい、頻繁に頭や体を壁にぶつけることに。なので、リビング内には広めのスペースが必要です。
赤ちゃんにとって、自由に動き回れる広めのスペースがあれば、壁にぶつかることを防ぎ、安心してリビングで過ごせるでしょう。
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ハイハイしたときに家具にぶつからないように配置する
赤ちゃんがハイハイしているとき、家具にぶつかりやすいため、配置に気をつけましょう。とくにテーブルやソファなどの大型家具は、家具の角で頭や体をぶつけたり、ハイハイの妨げにもなります。ハイハイは赤ちゃんの成長過程にとって、欠かせない運動機能です。
なるべく、自由にハイハイができるよう、家具の位置に配慮しましょう。間取り上、ハイハイの妨げにならない家具の配置が難しければ、一時的に家具を撤去するのも一つの手です。
誤飲を防ぐために置きっぱなしなどにしない
赤ちゃんが、寝返りやハイハイをして自由に動き回れるようになると、さまざまな物に興味を持ち始めます。また、目につくもの、好奇心をそそられたものは、何でも口に入れ、誤飲事故が起こりやすい時期です。
赤ちゃんの誤飲を防ぐには、リビング内に口に入れては危険なものを置きっぱなしにしないことが大切。とくにアクセサリーや、電池、硬貨など体に入ると危険なものは、赤ちゃんの視界に入らないよう注意しましょう。
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歩き出す時期に気をつけたいこと

赤ちゃんが歩きだす時期は、一般的に8カ月ごろから。赤ちゃんが立って歩けるようになると、視界は高くなり、目に映る世界が一変するでしょう。それにともない、ますます好奇心が旺盛になり、大人はさらに赤ちゃんの行動に気をつけなければなりません。
ここでは、歩き出す時期に気をつけたい、3つのポイントを紹介します。
キッチンなどに行かないようゲートを作っておく
キッチンには、ガス台や包丁、食器類など赤ちゃんに触れられたくないものが多くある場所。そのため、赤ちゃんがキッチンに行かないように、ゲートを作りましょう。ゲートがあれば、赤ちゃんの侵入を防げるため、ママは安心してキッチンに立てます。
また、キッチン以外にもリビングにつながる階段や玄関、洗面所なども必要に応じてゲートを設置しましょう。階段で起こる落下事故や、水回りの事故から赤ちゃんを守り、安心して過ごせるでしょう。
引き出しなどは開かないように工夫しておく
赤ちゃんが歩き出すようになれば、手先も器用になり引き出しや扉など、簡単に開けられるように。1度引き出しや扉の開け方を覚えてしまうと、赤ちゃんは、飽きるまで繰り返します。
また、引き出しを開閉することで、指を挟めてしまい怪我につながる可能性も。そのため、引き出しなどはドアストッパーを付けて、赤ちゃんの力では開かないように工夫しましょう。
誤飲を防ぐために出したらしまう
赤ちゃんが歩き出す時期になると、ママにも余裕がでてきて、赤ちゃんから目を離すことが増えてくるでしょう。その油断から、誤飲が起こる可能性があります。歩けるようなり、行動範囲が広がった赤ちゃんから誤飲を防ぐには、危険なものは出したらしまうことが重要。
口にいれてほしくないものは、赤ちゃんの目につかないところに、そして手の届かないところに片付けましょう。
赤ちゃんがリビングで寝る際に用意したいもの

赤ちゃんがリビングで寝るさいには、「ベビーベッド」または、「ベビー布団」を用意しておくのがおすすめです。とくにねんね期の赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごすため、リビング内で快適に眠れるように、準備しておきましょう。
ベビーベッド
赤ちゃんがリビングで寝る際に、ベビーベッドがあれば安心です。ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせておけば、安全なスペースを確保できます。とくに、きょうだいがいたり、ペットを飼っていたりする家庭であれば、なおさらベビーベッドは必要です。
また、ベビーベッドがあれば、大人が立った状態でオムツ替えができるため、腰への負担が軽減され、頻繁なオムツ替えが楽になるでしょう。
ベビー布団
住まいによっては、リビングにベビーベッドを置くのが難しい場合があるかもしれません。
その際には、ベビー布団を用意しましょう。日中、赤ちゃんが寝るたびにリビングから離れて寝室に連れていくのは、かなりの手間です。また、赤ちゃんは寝室で寝かせ、ママが別室で過ごすのは、安心できる状況とはいえません。リビングにベビー布団があれば、その場で寝かせられるため、赤ちゃんとママにとって快適に安心して過ごせるでしょう。
まとめ
これから赤ちゃんを迎えるにあたり、「安全」であることを基本に、リビングを快適な空間にすることが大切です。しかし、リビングに物があふれ、大人の目線で家具が配置されていると、赤ちゃんにとって快適で安全な場所ではありません。
そこで、赤ちゃんがリビングで快適に過ごすために知っておきたいこと、以下の4つを紹介しました。
- 常に掃除し清潔に保つ
- 気温が赤ちゃんにとって適温に
- 家具の角はカバーをつけておく
- ジョイントマットを敷く
また、赤ちゃんは0歳から1歳にかけて心と体が、著しく成長する時期なので、1度リビングづくりをして終わりではなく、赤ちゃんの成長に合わせて、そのつど変えていく必要があります。これらを参考にし、赤ちゃんが快適に過ごすためのリビングづくりに、ぜひお役立てください。
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