

一人暮らしや二人暮らしで物件を探すとき1DKの間取りも視野に入れている方は多いのではないでしょうか?しかし、「1DKってどんな人に向いているの?」「1DKのデメリットってどんなところ?」などと不安や疑問があると思います。
この記事では1DKのメリットやデメリット、おすすめのレイアウトについてなどご紹介します。
目次
1DKの定義とは?

1DKとはどのような間取りのことをいうのでしょうか?部屋の構成や特徴などを詳しく解説していきます。
DK(ダイニングキッチン)+1部屋のこと
1DKとはDK(ダイニングキッチン)と1つの居室がある部屋のことをいいます。DKは4.5畳〜8畳ほどの広さがあり、くつろぐためのダイニングスペースを確保するのは工夫が必要ですが、食事と寝室を分けて生活できるので、メリハリのある暮らしができるでしょう。
1DKは一人暮らしや荷物の少ない同棲カップルや新婚夫婦におすすめです。子どもが赤ちゃんのときはスペースもあまり必要ないので、3人で1DKに暮らしている方もいらっしゃいます。
1DKの特徴
1DKの特徴は1Kや1Rに比べて広く、食事するスペースと生活するスペースを分けられること。平均的な広さは28〜32㎡なので一人暮らしならゆとりのある暮らしができるでしょう。
1LDKと比べるとLDKの広さは狭まりますが、家賃が抑えられ経済的です。しかし、1990年代に流行った間取りのため築年数が経過した物件が多く、和室の部屋がある物件も多いので注意が必要です。
1DKの部屋のメリットとは?

一人暮らしに最適な1DKにはどのようなメリットがあるのでしょうか?条件とマッチしている場合は物件選びの候補に入れてもいいでしょう。
メリット1:寝室と食事するスペースを分けられる
1DKはダイニングスペースを確保できるため、料理や食事する場所と寝室を分けられるメリットがあります。1Kや1Rだとどうしても寝室と同じ場所で料理や食事しなければならず、臭いが気になってしまったり、生活にメリハリがなくなってしまったりする可能性があります。
特に家で料理を作る頻度が高い方はキッチンのスペースも広くなり、配膳もしやすいのでおすすめ。家で食事することが多いなら家賃は少し上がってしまいますが1DKも検討してみましょう。
メリット2:一人暮らし向けの物件の中では広さが確保できる
1DKは平均的な広さが28〜32㎡と広いので一人暮らしならゆったりと暮らせます。一人暮らしに最低限必要な広さはおよそ20㎡、25㎡あれば快適な暮らしができるでしょう。
スペースに余裕があればもしも誰かが泊まりにきたときも対応できますし、荷物が少ない方なら同棲や新婚カップルなどの二人暮らしをすることも可能です。自分が好きな家具を置く場所がないからという理由で諦めることも少なくなるでしょう。
メリット3:一人暮らしの場合収納スペースを確保しやすい
荷物が多いと収納場所に困ってしまい、スペースがなければ部屋がごちゃごちゃして暮らしにくいですよね。1DKなら他の一人暮らし向けの物件に比べて、収納スペースもしっかり取ってある物件が多いので安心です。また、荷物はきちんと収納スペースに入れて部屋はスッキリ見せたい方にもおすすめです。
メリット4:友人を招きやすい
一人暮らし用の部屋に友人を招くと部屋が狭く窮屈さを感じてしまいますが、DKがあればもてなしやすくなります。自宅なら時間や周りを気にすることなく、ゆっくりリラックスできて楽しいですよね。
また、DKと部屋に仕切りがあるため、他人に見られたくないプライベートな部分はしっかりと隠せます。できれば寝室は見られたくない、入られたくない方にも安心です。
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1DKの部屋のデメリットとは?

1DKにも思わぬデメリットがあります。知らずに契約して、後悔することのないように事前にしっかりと把握しておきましょう。
デメリット1:築年数が経過した物件が多い
1DKは1990年代に流行った間取りのため築年数が経過している物件が多くなります。新しい物件もありますが、数が限られ、家賃は高くなります。
居室も洋室ではなく和室であることも多く、設置されている設備も古く、使い勝手がよくないことも。セキュリティも最新のものではないので、防犯面はしっかりしたい方にはおすすめできません。資料に書かれていない情報もあるので、しっかりと内覧のときに自分の目で見て確認しましょう。
デメリット2:1Rや1Kに比べて家賃が高い
一人暮らし向けの間取りには1DKの他に1Rや1Kがありますが、他の間取りと比べて広いぶん、家賃は高くなります。
東京23区の駅から15分以内の物件相場は1Rが約5.1万円、1Kが約6.5万円、1DKが約7.2万円です。広さや快適さは確保できますが、毎月1〜2万円の差は大きいですよね。自分の経済状況とよく照らし合わせて検討しましょう。
デメリット3:2人以上の住む場合はプライバシーを確保しにくい
1DKは一人暮らしだけでなく新婚カップルや同棲している方もいらっしゃいます。しかし、部屋が1部屋しかないためプライベートを確保しにくいのが難点です。おうち時間が増えて家族が家で過ごす時間も多くなっているので、在宅勤務の方などは注意が必要です。他にも生活時間帯が違う方は相手を起こしてしまう可能性もあります。
ストレスなく生活するにはお互いに思いやりのある行動が必要です。自分の空間やプライバシーを確保したい方は部屋数の多い部屋に引っ越すなどしてお互いが暮らしやすい住まいを選びましょう。
デメリット4:居室が和室の場合が多い
1DKは1990年代に流行った間取りのため居室が和室の場合が多くなります。い草の香りが心地よく、直接寝転べるなどのメリットもありますが、掃除の手間がかかる、重い家具を置くと跡がついてしまう、ダニが発生しやすいなどのデメリットも。
和室での生活が難しいようであれば洋室のある物件を選んだほうがよいですが、築年数が新しくなるので、家賃が高くなる傾向があります。
1DKのおすすめレイアウト3選!

1DKをどのようにレイアウトするかによって暮らしかたは大きく変わってきますよね。1DKでおすすめのレイアウトを詳しく紹介していきます。
ダイニングキッチンにコンパクトなテーブルを置く
DKでの暮らしを重視したい方はダイニングキッチンにコンパクトなテーブルを置いてみてはいかがでしょうか?
食事するスペースも確保できますし、DKにスペースの余裕が出てきます。余ったスペースにソファーやテレビを置き、プチダイニングとして活用することも。
おうちダイニングがあれば友人を招いてわいわいしたいときにも活用できます。
他にも空いたスペースに仕事用の机を置いたり、趣味のグッズや収納を置いたりでき、DKを有効的に使えます。
広めな居室を選び食事と寝室を一緒にする
家で料理しない方におすすめなのが、DKの広さは狭くなる可能性はありますが、広めの居室を選ぶこと。食事する場所と寝る場所を一緒にすることでコンパクトな暮らしを実現できます。
また、広めの居室なら大きいベッドも置けるので、身長が高い方にもおすすめです。
DKにそこまでこだわりがなく、家賃を抑えたいなら1Kや1Rを検討してみてもよいでしょう。
コンパクトな家具を置き仕事場を確保する
自宅で仕事する方におすすめなのが、ダイニングテーブルやベッド、収納などの家具をコンパクトにして、仕事場を確保すること。家具をコンパクトにすれば部屋全体が広く使えるので仕事場をDK、居室どちらでも設置できます。
1日の大半を仕事に費やす方にとって仕事環境は非常に重要です。生活と仕事のエリアを分けることで、メリハリのある生活ができるでしょう。
1DKを選ぶときの注意点とは?

1DKを選ぶ際にはまず注意しておかなければいけない点は、料理するかしないかです。
料理しない、家で食事する機会が少ない方にとって、DKはあまり必要ないでしょう。1DKはダイニングスペースがない1Rや1Kよりも家賃が高くなることも。自宅で料理や食事をしない方はDKよりも居室の広さを重視して選ぶようにしましょう。
また、1DKは1990年代に流行った物件のため設備が古かったり、セキュリティに不安があったりする場合も。物件を決める場合は内覧した際にしっかりと確認するようにしましょう。
どんな人が1DKに向いている?

1DKは一人暮らしか二人暮らし向けの間取りです。一人暮らしなら、料理や食事を家でする方や荷物が多い方、よく友人や家族を自宅に招待する方などにおすすめです。1DKなら広さを確保できるので、柔軟な暮らし方に対応できます。
同棲や新婚の二人暮らしなら、荷物が少ない方やプライベート空間を確保できなくてもストレスを感じにくい方におすすめです。2人で暮らせば家賃の負担も軽減できるので、他のことに資金を回したり、将来に備えて貯金したりできるでしょう。
1DKで過ごすイメージは出来ましたか?
1DKの間取りはダイニングキッチンと1つの居室です。料理する機会が多い方にとっては使いやすいはず。また、一人暮らし向けの物件の中では広さがあるので、友人を招きやすく、収納スペースも確保できます。
しかし、1990年代に流行った間取りのため、築年数が経過した物件が多くなります。内覧の際にはしっかりと確認して納得して契約するようにしましょう。
1DKについて詳しく理解して快適な住まいを見つけられるといいですね。
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