

「3LDK」とはどんな間取りのことを言うのでしょうか?3人世帯や4人世帯などのファミリー向けの物件として人気が高いです。3LDKの間取りだと、広々としている物件が多いので、自分の好きなように部屋のレイアウトを楽しむことができるのもメリットです。
そこで今回は、3LDKのおすすめのレイアウトについて紹介していきます!3LDKの間取りに住んでいる方、住むことを検討している方はぜひ参考になさってくださいね。

目次
3LDKってどんな間取り?

3LDKは、リビングとダイニングキッチン、居室が3部屋ある間取りです。物件の中でも、3人世帯をはじめファミリー層の方には、住みやすい間取りとされています。そこで3LDKは、実際にはどのような間取りなのか詳しく紹介していきます。
LDK(リビングダイニングキッチン)+3部屋
3LDKの間取りは3人世帯をはじめファミリー層の方には住みやすく人気があります。
3つの居室があるので、子どもがいても各自部屋を持つことができるのも3LDKの魅力です。3LDKの物件にもよりますが、リビングとダイニングキッチンは約10〜19畳、各居室は約3.8〜7畳など、それぞれの間取りによってスペースの広さは異なります。
3LDKは約70平米の間取りが多い
一般的に3LDKは、約65〜70平米の広さの間取りが多いです。3LDKの平均的な広さを畳で表すと、1畳が1.62平米とされているので、約41.6〜44.8畳になります。また坪の場合では、1平米が0.3坪なので、約19.5〜21坪の広さです。
そのため、リビングとダイニングキッチンは約10〜20畳の広さと、その広さに合わせてそれぞれの各居室が約4.5〜6.5畳以内とした間取りになります。そして、約70平米の広さの中には、リビングやダイニングキッチンをはじめ居室や浴室、トイレと玄関などが含まれるので実際には、約70平米でもそれよりも狭く感じます。
※1平米とは、各長さが1mの正方形の面積のことで、1平米=1㎡と表します。
3LDKのメリットとは?

3LDKは3DKと比較すると、広々としたリビングをはじめダイニングキッチンがあり、寝室も3部屋あるので3人世帯をはじめ、子どものいるファミリー層の方には、住みやすくおすすめの間取りです。そこで、3LDKに住む際のメリットについて、いくつか紹介していきます。
①家族と過ごす時間が増える
3LDKは、約65〜70平米の広さの間取りです。そして、物件にもよりますが一般的に、リビングとダイニングキッチンの広さが約12畳〜18畳程です。そのため、リビングにソファーやテーブルなどを配置しても、十分な広さがあります。
そこで、リビングの広さを利用して、家族でテレビを観て楽しんだり、ソファーに座ってそれぞれがくつろいだり、みんなで一緒に過ごす時間が増えるのも、3LDKの間取りの魅力です。
②子どもが2人の場合、それぞれ自分の部屋を持つことができる
子どもが小さなうちは、それぞれの子ども部屋がない場合でも、遊ぶスペースと就寝する場所があれば生活できます。ですが、子どもの成長と共にいずれは、それぞれ自分の部屋を持ちたいと思ったり、必要になってきます。
3LDKの間取りでは、寝室が3部屋あるので1部屋は夫婦の寝室として、残りの2部屋は子ども部屋として、それぞれに部屋を与えることができるのでおすすめです。
③収納スペースがある
3LDKは居室が3部屋あるので、それぞれの部屋にクローゼットなどの収納スペースがあります。そのため、家族それぞれの荷物などをクローゼットに収納することができます。また、玄関内の収納スペースが充実している間取りもあります。
3LDKは、約65〜70平米の広さがあるので、さまざまなタイプの間取りがあります。比較的、築年数の浅い3LDKは、収納スペースが充実している造りの物件が多いです。そのため、荷物が多い場合や収納スペースを重視している方には、2LDKや3DKよりも3LDKの間取りの方がおすすめです。
<収納スペースを重視する場所>
- 各部屋のクローゼットの広さ
- システムキッチンの有無
- 玄関の靴箱
- トイレや脱衣所の棚等
- 居室が和室の場合(押入れの広さ)
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3LDKのデメリットとは?

3LDKは、約65〜70平米の広さがあるので、それぞれの十分なスペースがあり、家族層には住みやすい間取りとされています。ですが、3LDKの間取りでも、住む際に注意する点がいくつかあります。そこで、デメリットについてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
①リビングの広さによって、居室が狭くなる場合もある
3LDKの平均的な広さは、約65〜70平米程なので、間取りにはさまざまなタイプがあります。リビングとダイニングキッチンの広さを重視した間取りであれば、約15畳〜19畳程がLDKを占めます。そのため、約3.8畳〜6畳未満の寝室が3LDKの間取りに含まれることになります。
寝室の広さが約3.8畳〜6畳未満であれば、寝具を配置するだけで部屋が手狭になってしまう場合もあります。そのため、寝室を広々と使いたいと思っている方は、リビングとダイニングキッチンの広さと各居室の広さを、内見の際に確認することが大切です。
②居室の中には和室の間取りもある
3LDKには、3つの居室がありますが物件によっては、2部屋は洋室で1部屋が和室になっている間取りがあります。比較的に、築年数の古い物件の方が居室に和室が含まれている間取りが多くあります。中でも、築40年近いマンションの間取りには、居室が全て和室であったり、和室が2部屋の場合もよく見かけます。
そのため、3LDKの間取りで居室は全て洋室で探している方には、築年数が浅めの物件を探す必要があります。ですが和室が1部屋あると、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭の方には、子どもと一緒に布団で寝ることができるなど、子育てしやすいメリットもあるので、そのときの生活環境に合わせて、間取りを選ぶことが大切です。
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③光熱費が高くなる
3LDKの間取りになると、リビングとダイニングキッチンをはじめ、寝室が3部屋あるのでそれぞれのスペースを使うことで、電気代などの光熱費が高くなります。3LDKはファミリー層の方が住んでいるケースが多いので、人数が増えることで使用する電気やガス、水道の量も増えます。
また2DKや3DKと比べて、3LDKはダイニングキッチンの他にリビングのスペースが含まれます。そのため、エアコンを使用する際には間取りが広くなっている分、部屋の温度を調節するために稼働する電気量も増えるので、必然的に光熱費は上がります。光熱費を極力抑えたい方は、2LDKの間取りで検討するのか、こまめに節電を心がけるなどの工夫をした生活を送る必要があります。
3LDKで二人暮らしの場合のレイアウト
3LDKの間取りを二人暮らしで住む場合には、それぞれの各スペースを広々と使うことができて、自由に部屋のレイアウトを楽しめます。そこで、3LDKの間取りのレイアウトをイラストと一緒にいくつか紹介していきます。
余った部屋をゲストルームや書斎にする

3LDKの間取りには、3部屋の寝室があります。二人暮らしの場合には、1部屋を2人の寝室として、もう1部屋を仕事部屋として使えます。そのため、さらに余っている部屋を両親や親族、友人など自宅に泊めることができるゲストルームとして活用する方法があります。
また、ゲストルームとしてだけではなく、書斎部屋やリモートルームとしても使うことができます。二人暮らしの中でも、それぞれのプライベートな時間を大切にしたいと思っている方には、3LDKの間取りでは、各寝室を使うことができるので住みやすくおすすめです。
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専用庭でガーデニングなどを楽しむ

3LDKの二人暮らしなので、約10.2畳のリビングとダイニングキッチンのスペースにソファーと食卓テーブルを配置しても十分な広さがあります。リビングとダイニングを最低限の広さに抑えることで、各寝室の広さも約5畳〜6畳にすることができ、寝室の他に仕事のスペースとしても使えます。
また、広々とした専用庭があるので、ガーデニングや家庭菜園などの趣味を楽しむことができます。天気の良い日には、専用庭でグランピングしたりなど♪ 家族で一緒に過ごす時間とプライベートな時間を分けて生活することができるので、3LDKの二人暮らしはおすすめです。
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3LDKで四人家族の場合のレイアウト
3LDKは、居室が3部屋あるので、子どもがそれぞれ自分の部屋を持つことができます。そのため、四人家族でも住みやすい間取りです。そこで四人家族で、3LDKに住む場合のレイアウトを紹介します。
1部屋を子どものプレイルームにする

子どもが小さなうちは、子ども部屋を必ず用意する必要はありません。ある程度の年齢までは、親と一緒に就寝したり、きょうだい同士で部屋をシェアすることができます。3LDKの間取りでは、3部屋の居室があるので2部屋を夫婦と子どもの寝室に当てます。
そうすることで、残りの1部屋を子どものプレイルームとして使うことができます。そのため、リビングのスペースにプレイルームを作らなくても、十分な広さで子ども達が遊べます。
また、3LDKの間取りを探す際にも、リビングの広さを重視する必要がないので、比較的にスムーズに物件が見つかりやすいです。
子ども部屋と勉強部屋を一緒にする

子ども部屋を、プレイルームだけではなく勉強部屋として併用することで、6畳未満の居室でも十分な広さで過ごすことができます。また、大きめなクローゼットが部屋の中に設置されています。
そのため、増えがちな子どものおもちゃや洋服なども収納が可能です。部屋は約5.1畳の広さですが、収納スペースが充実していることで、手狭にはならず、子ども部屋でも快適に過ごすことができます。
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約60平米の狭い3LDKの場合のレイアウト
一般的な3LDKの広さは、約65〜70平米とされていますが、約60平米程の狭い間取りの場合には、物を収納したり家具の配置を考慮して、空間を広く見せる工夫も大切です。そこで、60平米程の狭い3LDKの場合のレイアウトを紹介します。
必要最低限の家具でシンプルにする

3LDKで60平米程の場合は、広さが限られているので、リビングやダイニングスペースが10畳〜約13畳未満など他の3LDKよりも狭い間取りになっています。そのため、部屋を広く使うためにも、家族が集まるリビングやダイニングキッチンのスペースには、極力家具を配置しないことが大切です。
また、ソファーやテーブル、ダイニングテーブルなど必要最低限の家具は、高さがあまり出ないように配置することで、空間を広々と見せることができます。シンプルな生活を送りたい方には、60平米程の間取りでも快適に生活することができます。
3LDKで家具を置くときのレイアウト
3LDKは、約65〜70平米の広さがあるのでさまざまなタイプの間取りがあります。そして、家具の配置によっては、部屋の雰囲気もまた変わってきます。そこで、3LDKで家具を置くときのレイアウトを紹介します。
リビングダイニングの広さを活用して縦向きにソファを置く

リビングとダイニングキッチンのスペースが広い場合には、約16.5畳〜20畳程の広さがある間取りもあります。そのため、スペースを広々と使うことができ、部屋のレイアウトを楽しみながら家具を配置することが可能です。
中でも、リビングとダイニングが約19.5畳もある広さであれば、奥行きがあるのでソファーを縦向きに配置できます。そのため、空いた壁側を利用して、本棚やディスプレイラックなどを置いて、好きな本やインテリアを飾ったりなど、レイアウトが楽しめます。
ソファを壁につけてコの字に置く

約16.5畳のリビングとダイニングには、南側にバルコニーがあることで日当たりが良い間取りになっています。そのため、コの字タイプのソファーを壁側に配置することで、部屋に入る日差しを遮ることなく、明るい空間を保つことができます。
また、ソファーを壁側に配置することで、南側にの窓からは日差しが入り込み、玄関を入って真っ直ぐに見えるリビングも明るく、家の雰囲気が良い感じになります。
キッチン・リビング・和室のレイアウト
3LDKには、約70平米の広さがあるのでさまざな形の間取りがあります。そして物件の築年数によっても、その当時の住宅の流行スタイルもあるので間取りの造りが異なります。そこで、キッチンやリビング、和室など各スペースのレイアウトを紹介していきます。
キッチンのおすすめレイアウト

キッチンのスペースを重視した3LDKの間取りでは、約3畳〜4畳程の広さをキッチンに使われています。そのため、食材のストックやキッチン用品などを十分に収納できるスペースがあるので、料理が好きな方には人気のある間取りです。
また、システムキッチンが設置されている物件も多いので、キッチンの使い勝手も良く、効率よく料理を作ることができます。そしてキッチンからは、ダイニングスペースだけではなく、リビングにも視野が行き届くので、子どもがいる家庭の方も住みやすい間取りになっています。
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リビングのおすすめレイアウト

リビングとダイニングが約11畳の場合には、広さが限られているので、配置する家具の大きさを気を付けることや、最低限必要な家具だけを置くなど、部屋が手狭に感じないように工夫することが大切です。
そのため、ソファーは3人用ではなく2人用にしたり、ダイニングテーブルも大きすぎないサイズにすることで、リビングとダイニングに空間を作ることができます。また、比較的高さのない家具を配置することで、部屋が広々と見える視野の工夫をする方法もあります。
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和室のおすすめレイアウト

リビングとダイニングスペースの隣に、和室がある間取りの場合には、部屋の仕切りであるふすまを外してしまうレイアウトもおすすめです。和室を開放することで、リビングとダイニング、和室を含めた部屋全体が明るくなり広々として見えます。
和室が約4.5畳の広さなので、子どもがいる家庭の方であれば、畳の上にプレイマットを敷いて子ども部屋としても使うことができます。また、和室には押し入れがあるので、来客用などの布団が収納できるので、ゲストルームとして活用する方法もあります。
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3LDKで自分好みのレイアウトを!
今回は、3LDKのおすすめのレイアウトについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。3LDKは約65〜70平米と広々としているので、リビングをはじめダイニングキッチンのスペースを上手く活用することで、自分好みの部屋のレイアウトを楽しむことができます。
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