35平米はどんな間取りが多い?一人暮らしで十分な広さ?

2022.10.26

35平米はどんな間取りが多い?一人暮らしで十分な広さ?35平米はどんな間取りが多い?一人暮らしで十分な広さ?

35平米は何畳の広さかご存知ですか?一人暮らしには十分な広さなのでしょうか。
物件を選ぶ際に何畳かがわからないと、物件の広さをイメージしにくいですよね。

この記事では、35平米の具体的な広さ、間取りの種類、メリット・デメリットなどを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

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35平米は約21畳の広さ

不動産の表示に関する公正競争規約及び施行規則」によると畳数の表示は、畳1枚当たりの広さを1.62平方メートル以上の広さがあるという意味で用いるとあります。

つまり、35平米は21~22畳の広さとなります。

住生活基本計画における居住面積水準」では、「世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準」という最低居住面積水準を定めています。

こちらの水準によると、単身者の最低居住面積水準は25平米で、畳数に換算すると約15畳なので、35平米は1人暮らしに十分な広さといえます。

35平米はどんな間取りが多い?

35平米の広さでは、どんな間取りが考えられるでしょうか。

同じ広さであっても間取りによって空間の使い方が変わり、暮らしの利便性に大きく影響します。

35平米で採用されている間取りを見ていきましょう。

35平米は2DKが多い

35平米の間取りは2DKが多いです。部屋が2つにダイニング・キッチン(DK)がついている間取りを2DKといいます。

不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」によると、居室が2つ以上ある場合、DKの広さは最低6畳です。

また、広さが10畳以上でリビング・ダイニング・キッチン(LDK)と表示できます。DK以外の部屋の広さについては明確に定められていません。

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1DK・1LDK・2Kも多い

35平米では、2DK以外にワンルーム、1K、1DK、1LDK、2K、2LDKの間取りがあります。この中でも多い間取りは、1DK、1LDK、2Kです。それぞれの間取りについて説明します。

1DKと1LDKは、1つの部屋とにDKまたはLDKがついている間取りです。

不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」によると、部屋が1つの場合、DKの最低広さは4畳半、LDKの最低広さは8畳とされています。

2Kは、2部屋+キッチンの間取りのことです。キッチンの広さについて明確な基準はないものの、4畳半に満たないものが一般的です。

35平米の物件のメリット

35平米の物件には、広さを活かしたメリットが3つあります。

  • バス・トイレ別の物件が多いこと
  • 収納スペースを確保できること
  • 人を呼んでも狭くないこと

それぞれのメリットについて詳しく説明します。

①バス・トイレ別の物件が多い

バス・トイレ別であれば最低でも浴室は約1畳半、洗面脱衣所は約2畳、トイレは約1畳弱で、合計4~4畳半を占めます。

専有面積が大きくなることから1人暮らし用の部屋においてはユニットバスが多く見受けられます。

35平米の物件は約21畳と広さが十分にあり、バス・トイレ別の物件も多く存在することから間取りの選択肢が増えます。

②収納スペースを確保できる

1人暮らしで35平米の広さはゆとりがあることから部屋の空きスペースに収納場所を作ったり、1部屋を収納部屋として活用したりと、生活空間を狭くすることなく収納スペースの確保が可能です。

収納力があれば使わない物をしまうことができ、部屋が散らかりにくくなります。部屋がスッキリとして見えることでインテリアも映えるので、おすすめです。

③来客があっても快適に過ごせる

35平米は4人で過ごしても窮屈に感じない広さがあり友人を招きやすいです。

ダイニングで過ごす場合はテーブルを置けば4人で座ってくつろげ、6畳の部屋なら2人掛けのソファやテレビ、テーブルを置いても4人で過ごすことが可能です。

35平米で間取りに2DKを選ぶことで、来客をダイニングで対応することにより生活感を見せずに済んだり、友人を泊める際にも寝る部屋を分けられたりします。

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35平米の物件のデメリット

35平米の物件にはメリットがある一方で、デメリットもあります。

  • 築年数が古い物件がある
  • 部屋を使いきれないことがある

これらデメリットについて詳しく説明します。

①築年数が古い物件がある

35平米の物件には、築年数の古い物件が多く見られます。

その理由は、2DKの物件が80年代に流行し、その時代に多く建てられているためです。35平米の広さだと間取りは2DKが主体であり、築年数の古い物件が多くなります。

例えば、排水管が古いタイプだとトラップがついていないものもあり、においが上がってきやすいです。

築年数が古いことで起きる弊害もありますが、物件価格が安いなどのメリットも忘れずに検討してみてください。

②一人暮らしの場合は部屋が余ってしまう

一人暮らしで35平米の家に住む場合、部屋を余らせてしまうことがあります。

部屋が不要になる人の特徴は、物が少なかったり、同じ部屋で過ごすことが多い人です。
部屋を使いきれなさそうな人は、部屋を減らした1DKを選ぶことをおすすめします。

35平米の物件はどんな人が向いている?

1人暮らししている女性の画像

35平米の物件に向いているのは、一人暮らしでお部屋を広々と使いたい人です。

21畳相当の広さがあるので収納スペースを確保しても十分な広さがあります。収納しやすいことでお部屋が散らかりにくく、スッキリとした空間で過ごせます。

35平米の間取りは2DKが主流となっており、収納部屋を作ったり、寝室と友人を呼ぶ部屋を分けたりなど使い勝手がよいです。

住みたい部屋の広さを把握して住もう!

物件を選ぶ上で大切なことは、自分にとって十分な広さであるか使い勝手はよいかを確認することです。

内見に行くことで畳数などの数字的な広さだけでなく、感覚としての広さや雰囲気もつかめます。実際に物件を見てみると想像よりも使いにくい間取りであることもよくあります。

また、物件が広すぎる場合は、スペースを有効活用できないことがデメリットです。適切な広さの物件を選ぶことにより、家賃を抑えられたり、または同じ家賃でも新しい物件が選べたりします。

このように、引っ越す前に物件に住むことをイメージするためにも必ず内見に行きましょう。

まとめ

35平米は約21畳あり、1人暮らしをするには十分な広さといえます。

その広さから35平米の物件は収納スペースが確保できたり、友人を招きやすかったりとメリットが多いです。

とはいうものの、広さと実際の住みやすさは間取りによっても変わります。

物件を決める際には必ず内見に行き、住んだときのイメージを固めることが大切ですね。

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