独立型キッチンとは?種類やメリット・デメリットなどを紹介

2021.08.28

独立型キッチンとは?種類やメリット・デメリットなどを紹介独立型キッチンとは?種類やメリット・デメリットなどを紹介

最近は対面キッチンが人気となっている一方で、独立型キッチンも根強い人気があります。その理由は、対面キッチンのデメリットであるにおいの充満や収納スペースの物足りなさをカバーしているからです。

独立型キッチンにもメリット、デメリットがあります。ここでは、独立型キッチンとは何かということから、メリット、デメリットまで解説していきます。

独立型キッチンとは?

独立型キッチンとは、ダイニングなどほかの部屋と壁で仕切られ、部屋として独立しているキッチンのことです。独立型キッチンは、オープンキッチンとは反対のクローズドキッチンとも呼ばれます。

また、壁の一部がくり抜かれて部屋の様子が見えるキッチンのことを、セミクローズドキッチンとも呼びます。調理専用部屋のようなイメージです。

独立型キッチンの種類

独立型キッチンにはI型キッチンとL型キッチンの2つの種類があります。I型キッチンとL型キッチンにはそれぞれメリット、デメリットがあります。これら2種類の独立型キッチンの特徴について見ていきましょう。

I型キッチン

I型キッチンは直線状のキッチンです。I型キッチンを壁に沿って配置することで、スペースを広く活用できます。価格がリーズナブルなこともメリットです。

一方で、横長になることから横移動が多くなり、キッチンが長いと移動距離も長くなるため、作業効率が低下してしまいます。シンク、コンロ、冷蔵庫の位置関係が正三角形に近づくように配置すると、作業効率が上がります。

この三角形をワークトライアングルといいます。スペースに余裕があれば、冷蔵庫をキッチンの背面に置くことで、ワークトライアングルが正三角形に近づきます。I型キッチンは直線状のキッチンです。

I型キッチンを壁に沿って配置することで、スペースを広く活用できます。価格がリーズナブルなこともメリットです。一方で、横長になることから横移動が多くなり、キッチンが長いと作業効率が低下してしまいます。

シンク、コンロ、冷蔵庫の位置関係が正三角形に近づくように配置すると、作業効率が上がります。この三角形をワークトライアングルといいます。スペースに余裕があれば、冷蔵庫をキッチンの背面に置くことで、ワークトライアングルが正三角形に近づきます。

L型キッチン

L型キッチンはL字型をしたキッチンです。コンロとシンクが直角に配置しているので、移動する距離が短く済み、効率的に作業できます。コンロとシンクの距離が近いことから、距離の短いワークトライアングルを作りやすいことがメリットです。

デメリットは、L字コーナーの奥に手が届きにくく、使いにくいスペースになりやすいことです。

独立型キッチンのメリット

独立型キッチンのメリットとして、においが部屋に充満しないこと、料理に集中しやすいこと、収納スペースを確保できること、子どもがキッチンに入りにくいことが挙げられます。それぞれのメリットについて説明します。

①においが部屋に充満しない

独立型キッチンは、キッチンが壁に囲まれていて、においがダイニングやリビングに広がりにくいです。煙や油はねもキッチン内だけで済むことがメリットです。

焼き魚のにおいが部屋に流れると、衣類やソファなどへのにおい移りが気になります。独立型キッチンではにおいが部屋へ流れないので、におい移りの心配もありません。

②料理に集中しやすい

独立型キッチンは作業スペースが独立しており、気が散る要素が少ないことから料理に集中しやすいです。料理好きであれば、調理に没頭できてより楽しく作ることができます。

黙々と作業ができるため、調理の効率もよくなります。キッチンが独立していることで、ほかの人がキッチンに入りにくく、キッチンを触られることも少なくなり、自分の空間を守りやすいです。

③収納スペースを確保できる

独立型キッチンは、周囲が壁に囲まれています。そのため、キッチン上部や背面に棚を設置することが可能で、対面キッチンと比べると収納に使えるスペースを多く確保できます。

料理にこだわりがあったり、料理が好きであったりすると、たくさんの調理器具や調味料の収納スペースに苦労することもあります。独立型キッチンであれば、その収納力から収納スペースに困りません。

④子どもがキッチンに入りにくい

包丁で野菜を切っているときや、コンロを使って炒め物をしているときに、お子さまが手を出すと危険です。目を離したすきにキッチンで遊んでケガをするおそれもあります。包丁の出しっぱなしや、収納場所にも気をつかう必要があります。

対面キッチンで多方向からアクセスできる場合、お子さまがキッチンの周りを走り回ったり、かくれんぼしたりすることも考えられ、周囲に気を配る必要があります。独立型キッチンだと、入り口に柵を設置することでお子さまがキッチンへ入って危険な思いをすることを防げます。

独立型キッチンのデメリット

独立型キッチンのデメリットとして、閉塞感があること、他の部屋の様子がわかりづらいこと、家族への呼びかけが必要なこと、熱気がこもって暑くなりやすいことが挙げられます。それぞれのデメリットについて説明します。

①独立しているので閉塞感がある

独立型キッチンは周囲を壁に囲まれており集中しやすい反面、閉塞感があります。特に作業スペースが狭いと圧迫感があり、より閉塞感を感じやすいです。

独立型キッチンでは、他の部屋からキッチンが見えないことで、散らかしてしまっても安心ではあるものの、雑然とした様子からはスペースが狭く感じられ、閉塞感を強めてしまいます。独立型キッチンでは、壁紙や調理器具のカラーを明るくしたり、観葉植物を置いたりするなど、部屋としての雰囲気を高める工夫をすると、気持ちよい空間にできます。

②他の部屋の様子がわかりづらい

独立型キッチンで家事をしていると、他の部屋の様子がわかりづらいことで不安を覚えてしまうかもしれません。小さなお子さまがいると、転んでいないか、口に入れてはいけないものを入れていないかなど、心配になることも多いでしょう。水仕事や炒め物を作る音で、声も聞こえにくくなってしまいます。

キッチンの位置がリビングから離れていると、声も届きにくいので不安は増します。対策として、ワイヤレスモニターでお子さまの様子をキッチンからでも見られるようにすることもひとつの方法です。

③家族への呼びかけが必要である

独立型キッチンの場合は、配膳などを手伝ってほしいときにはリビングにいる家族へ呼びかける必要が出てきます。独立型キッチンでは、配膳や下膳の際に移動距離が長く、何度も往復するのがイヤになることもあるでしょう。

家族に応援を頼みたくても、応援を呼ぶにもひと手間かかることが独立型キッチンのデメリットのひとつです。

④熱気がこもって暑い

独立型キッチンは閉鎖的な空間であることから、ガスコンロの火や蒸気による熱気がこもりやすいです。ガスコンロの火は部屋を熱くするため、IHコンロの導入も暑さ対策に効果があると思われます。

夏場は汗だくになるとの声も聞かれます。窓をあけたり、サーキュレーターで風を流したりするなど、換気や通風に工夫が必要です。

独立型キッチンにするときに工夫する点

独立型キッチンを導入するときには、換気や採光方法を工夫すると快適なキッチンとすることができます。窓をつけることがおすすめです。また、独立した空間となるので、コミュニケーションの機会を意識的に設けることも必要です。

窓をつけて採光を取り入れる

独立型キッチンは、照明の位置や明るさによっては暗くなってしまいます。棚や冷蔵庫など、背の高いものがあると影ができることもあります。光の範囲が狭いと部屋の端の方が暗く感じられ、さみしさを感じます。

キッチンを明るくするには、窓をつけることが解決策のひとつです。窓をつけられると光を取り込みやすくなり、独立型キッチンでも明るい雰囲気にできます。窓をつけることがむずかしい場合は、畳数を大きめの照明にしたり照明の数を増やしたりするなど、暗くならない工夫をしましょう。

熱やにおいがこもりがちなので喚起をうまく行う

独立型キッチンでは、他の部屋へにおいが充満しないメリットがあるものの、キッチンに熱やにおいがこもってしまうというデメリットがあります。キッチンが壁に囲まれている分、換気されやすいとはいうものの、焼き肉や焼き魚のような強いにおいはなかなか抜けません。

換気扇のほかにも窓をつけるとより効率的に換気できます。また、窓をあけることで揚げ物をしていても、熱を逃がしやすくなります。夏場で窓を開けても暑かったり、窓がつけられなかったりした場合には、サーキュレーターでキッチンへ冷房の空気を送ることで、暑さ対策が可能です。

ほかにも、スポットクーラーや冷風扇などの選択肢もあるものの、窓がない場合には原理的に湿度が高くなることと排熱により、かえって室温が上昇することがある点には気をつけましょう。

子どもとのコミュニケーションをしっかりとる

独立型キッチンでは、部屋が独立していることで子どもや家族とのコミュニケーションが少なくなってしまいがちです。調理中に会話がしにくい分、食事中のコミュニケーションを大切にしたいところです。

忙しい家庭であれば、食事を一緒にとることができないこともあるでしょう。たとえ少しの時間であっても、コミュニケーションをとることを意識して過ごすと、会話の機会を増やすことにつながります。

どんな人が独立型キッチンに向いている?

独立型キッチンに向いているのは、料理に集中したい方や、黙々と作業したい方です。独立型キッチンは料理中にひとりになる時間が長いので、ひとりで作業することを苦に感じない人が向いています。

料理に集中したい方には、独立型キッチンの独立性はメリットになります。また、料理が好きな方は調理道具も多くなることもあり、収納の多い独立型キッチンが便利と思われます。

まとめ

独立型キッチンとは、周囲を壁に囲まれた部屋として独立しているキッチンのことです。独立型キッチンのメリットは、においが部屋に充満しないこと、料理に集中しやすいこと、収納スペースを確保できること、子どもがキッチンに入りにくいことです。

独立型キッチンのデメリットは、閉塞感があること、他の部屋の様子がわかりづらいこと、家族への呼びかけが必要なこと、熱気がこもって暑くなりやすいことです。デメリットについては対策も紹介しているので、参考にしてくださいね。

独立型キッチンに向いているのは、ひとりが苦にならずに料理に集中したい人です。収納スペースが多いことから、調理道具をたくさん収納できます。

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