憧れのオープンキッチン♪後悔しないために確認しておきたいメリットとデメリット

2022.06.26

憧れのオープンキッチン♪後悔しないために確認しておきたいメリットとデメリット憧れのオープンキッチン♪後悔しないために確認しておきたいメリットとデメリット

キッチンとリビングなどの居室が壁で遮られておらず、開放的な雰囲気のあるオープンキッチンは高い人気があります。「いつかはオープンキッチンのある家に住んでみたい!」と憧れをもつ人もいるのではないでしょうか?

ただし、メリットだけではなくデメリットもあるので、特徴をよく理解した上でオープンキッチンを選ぶ必要があります。理想的なキッチンを選べるように、オープンキッチンの特徴を確認していきましょう。

オープンキッチンとは?

オープンキッチンとは、キッチンが壁やカウンターで仕切られておらず、リビング・ダイニングなどの居室とつながっている形状のことです。キッチンの形状には、キッチンの独立性がどれくらい保たれているかによって、ほかにも種類があります。

たとえば、壁で仕切られており、キッチンだけで1つの部屋のようになっているのは「クローズドキッチン」、つり戸棚や腰高の壁などで、居室と部分的に仕切られているのは「セミオープンキッチン」と呼ばれる形状です。

オープンキッチンのメリット・デメリット

高い人気を誇るオープンキッチンですが、メリットだけではなくデメリットもあります。ニオイや煙、油はねは大丈夫なのかどうか、不安をもつ人もいるはずです。そこで、オープンキッチンのメリット・デメリットを確認していきましょう。

メリット

まず、オープンキッチンのメリットは、次のとおりです。

メリット1:開放感があり、空間をおしゃれにできる>

1つ目のメリットは、壁などの目線を遮る仕切りがないため、キッチンと居室が一体になり、空間が広く見えることです。デザイン性のあるオープンキッチンを選べば、キッチン自体がインテリアの一部となり、空間をおしゃれに演出できます。

メリット2:家族とコミュニケーションしやすい

2つ目のメリットは、キッチンが独立せずオープンになっているので、調理中でも家族とコミュニケーションしやすいことです。小さな子どものいる家庭では、料理しながらリビングにいる子どもの様子を見守ることもできます。

メリット3:配膳がラクになる

3つ目のメリットは、食事の配膳がしやすくなることです。オープンキッチンにすれば、キッチンの前や横にダイニングテーブルを配置できます。そのため、ダイニングテーブルやキッチンのシンクまで、調理後の料理や食べ終わったあとの食器をすぐに持っていくことが可能です。

デメリット

つづいて、オープンキッチンのデメリットは次のとおりです。

デメリット1:ニオイや煙が広がりやすい

1つ目のデメリットは、キッチンと居室とのあいだに壁がないため、調理中のニオイや煙が広がりやすいことです。そのため、何かしらの対策をしなければいけません。たとえば、調理中は必ず換気扇を使ったり、ニオイが部屋中にこもらないような窓の配置を考えたりする必要があります。

デメリット2:水はね・油はねがしやすい

2つ目のデメリットは、シンクやコンロの前方に壁がないので、水はね・油はねが発生することです。たとえば、食器洗いや調理をしたとき、前方の床まで水や油が飛んでしまうことがあります。

デメリット3:生活感が出やすい

3つ目のデメリットは、キッチン周りに物が溢れていると、生活感が出やすくなることです。おしゃれさを重視してオープンキッチンを選んでも、生活感が出るとおしゃれな雰囲気を演出できません。

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オープンキッチンの種類

オープンキッチンは「アイランド型」と「ペニンシュラ型」の2種類に分けることができます。それぞれの形状によって、使い勝手や設置スペースの広さが変わるため、自分の生活スタイルや間取りに合わせてレイアウトを選びましょう。

アイランド型

アイランド型とは、キッチンと接する壁がなく、部屋の中央にキッチンが「島(英語でアイランド)」のように配置されている形状のことです。アイランド型を選ぶと、あらゆる方向からキッチンにアクセスでき、狭い通路で人がすれ違う必要もなくなるので、複数人で調理するときに便利です。また、開放感があるため、調理中でも孤独感を感じにくくなるでしょう。ただし、両サイドに通路を設ける関係で、設置するには広いスペースが必要です。また、調理中は部屋中にニオイが広がりやすく、水はね・油はねなどもしやすくなります。

ペニンシュラ型

ペニンシュラ型とは、「半島(英語でペニンシュラ)」のように、壁にキッチンの片面が付いている形状のことです。ペニンシュラ型の多くは、コンロの横に壁が設置されています。そのため、アイランド型よりも選べる換気扇の種類が多くなり、部屋中にニオイが広がることを抑えやすいでしょう。また、アイランド型よりも設置スペースを必要としません。一般的な対面キッチンと同じくらいのスペースで済むため、広さに余裕のない間取りでも設置可能です。ただし、アイランド型よりも開放感がなく、あらゆる方向からキッチンにアクセスできない不便さはあります。

オープンキッチンにするときの注意点

メリット・デメリットがあり、種類も豊富なオープンキッチンは、よく考えながら設置する必要があります。使い勝手がよく、おしゃれさが際立つオープンキッチンにしたいのであれば、次のポイントに注意しながらレイアウトを決めることです。

収納スペースを確保する

オープンキッチンにしたときのデメリットの1つは、生活感が出やすいことです。そこで、キッチン周りには十分な収納スペースを確保しましょう。そうすれば、物が溢れることを防ぐことができ、きれいな状態を保ちやすくなるからです。たとえば、キッチン家電が多ければ、家電を収納できるように食器棚を広めに確保します。買い置きが多い家庭では、パントリーを作り、そこに食品や飲み物を収納してもいいでしょう。ふだんキッチンにどのような物を置いているのかを把握して、必要な収納スペースを考えてください。

通路スペースを確認する

動線の悪いキッチンだと、作業や移動がしにくく、調理中にストレスを感じます。そうならないように、キッチン内は通路スペースをきちんと確保して、スムーズに動けるようにしましょう。アイランド型とペニンシュラ型、それぞれで確保したい通路スペースの幅は次のとおりです。

■アイランド型
壁からキッチンカウンターまでの距離:1,505mm(実際に使える通路幅:約80cm)

■ペニンシュラ型
壁からキッチンカウンターまでの距離:1,761mm(実際に使える通路幅:約106cm)

どんな人がオープンキッチンに向いている? 

ここまで説明した特徴から、オープンキッチンに向いているのは次のような人です。

■来客の多い家庭

自宅に人を招くことが多い家庭は、みんなで楽しく話しながら調理できるオープンキッチン向きです。キッチンがリビング・ダイニングとつながっているので、みんなで料理の配膳や後片付けもしやすくなります。

■掃除をラクにしたい人

オープンキッチンは、整理整頓や片付けが好きな人にも向いています。出っ張りやつなぎ目のあるところに汚れが付けば、掃除に手間がかかるものです。壁のないオープンキッチンであれば、ワークトップを拭くだけで汚れを落とせるので、お手入れしやすくなります。

■別のことをしながら、調理や片付けをしたい人

オープンキッチンは、調理や片付けと同時に、何か別のことをしたい人にも向いています。調理中などでも、家族や来客とおしゃべりを楽しんだり、テレビを見たりすることができるからです。孤立感を感じにくく、楽しみながら家事をしやすくなるでしょう。

まとめ

さまざまな魅力のあるオープンキッチンですが、何よりも大切なことは自分の生活スタイルに合っているキッチンを選ぶことです。そうすれば、より快適なキッチン空間を実現できます。キッチン選びで後悔しないためにも、自分の生活スタイルを振り返りつつ、今回ご紹介した内容を参考にオープンキッチンを検討してみてくださいね。

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