今の年収でいくらのマンションを購入できる?シミュレーション付きで返済額を詳しく解説!

2022.06.23

今の年収でいくらのマンションを購入できる?シミュレーション付きで返済額を詳しく解説!今の年収でいくらのマンションを購入できる?シミュレーション付きで返済額を詳しく解説!

マンションを購入しようとするとき、まず考えるのは「どのくらいの年収でマンションが買えるのか」ということではないでしょうか。事前に予算を考えておかないと、いざという時に物件を選びそこねてしまうかもしれません。

この記事では、マンションを購入するのに必要な年収の相場、頭金に住宅ローン借入可能額といった購入に必要な費用、年収から見る月々の返済額や住宅ローンシミュレーションをつかった購入の目安、注意点といった項目を紹介していきます。

無理のない返済計画をたてることで、マンション購入がより現実的になるでしょう。ぜひ参考にしてください。

マンションの購入費用は年収の5~7倍する?年収の相場は?

マンションの購入費用は年収の5~7倍する?年収の相場は?

マンションを購入するときに、一番気になるのが費用でしょう。年収に対して、どのくらいの価格のマンションがよいのでしょうか。
目安としては年収倍率というものが参考になります。年収倍率とは、物件購入費用が購入する人の年収の何倍なのかを表す数値です。「物件購入費用÷世帯年収」で算出可能です。

住宅金融支援機構の「2019年度フラット35利用者調査」によると、マンション購入の年収倍率は全国平均で7.1倍。中古マンションなら5.7倍です。
これは2019年度にフラット35を利用した人のデータになります。おおよそ年収の「5~7倍」というのが現状のようです。

年収が300万円なら、1,500万から2,100万円ほどの購入予算になりますし、500万円なら、2,500万から3,500万円ほどになります。

マンション購入に必要な費用

マンション購入に必要な費用

次にマンションの購入に必要な費用です。購入することのできる金額は「頭金」と「住宅ローン借入可能額」で決まります。どのくらいの金額を頭金にできるか、住宅ローンはいくら借りられるか、確認してみましょう。

頭金とは?

頭金は物件を購入する際に、代金の一部を先に払い、ローンのトータル金額から差し引くためのお金になります。多く支払えばローンの返済額は減るので、毎月の出費は少なくなりますが、今ある貯蓄と相談して無理ない金額に設定しましょう。

病気や急な出費などのお金、学費や車関連費用などのお金は貯蓄として残しておき、あとで困るようなことがないようにしたいところです。

住宅ローン借入可能額とは?

借入可能額は、金融機関から借り入れることができる金額のことです。住宅ローンを借りるときは、金融機関の審査を受けたあと、借入可能額が決定します。

住宅ローンの借入金額は、毎月返済ができる金額をベースに決めましょう。金融機関から借りられる額いっぱいまで借りてしまうと、収入が減ったときなどに返済が苦しくなってしまいます。

今住んでいる賃貸マンションの家賃を目安に、毎月の返済額を決めると間違いがないでしょう。住宅ローンの返済額は年収の20%以下におさえるようにして、返せる額を借りるようにしたいところです。

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年収から見る月々の返済額

年収から見る月々の返済額

次に年収ごとの月々の返済額についてです。返済できる額は毎月の収支により違いますが、借入額に対しての月の返済額を把握すれば返済の目安にもなるでしょう。

マンションを購入すると、ローンの返済額とは別に修繕積立金などの費用がかかります。借り入れるときは、それら諸費用も含めた上でシミュレーションしてみましょう。

下記年収ごとにケースをまとめてみました。

~300万円の場合

  • 手取りは約240万円
  • 賞与を考慮すると、毎月手取りで約17万円
  • 頭金が0円
  • 返済負担率30%(返済負担率:収入に占めるローンの返済額の割合のこと)
  • 借入可能額2,480万円の住宅ローンを組む

住居費以外で、毎月10万円ほど残ったところから、マンションの修繕積立金や管理費といった諸経費を引くと、生活費は8万円ほどになります。

生活費を優先させる場合は、頭金をためるほか、より安い物件を探すのがよいでしょう。

400万円~600万円の場合

つづいて、年収が400万円から600万円の場合です。

【年収が400万円】

  • 手取りは約310万円
  • 賞与を考慮すると、毎月手取りで約22万円
  • 頭金が0円
  • 返済負担率30%
  • 借入可能額3,310万円の住宅ローンを組む

返済額を引くと12万円ほど残り、諸経費を引くと、生活費は10万円ほどしか残りません。頭金をできるだけ多くすることや返済負担率の低い金額を設定することがポイントです。

【年収が500万円】

  • 手取りは約380万円
  • 賞与を考慮すると、毎月手取りで約27万円
  • 頭金を400万円
  • 返済負担率20%
  • 借入可能額2,760万円の住宅ローンを組む

返済額を引くと20万円ほど残る計算です。子どもがいる家庭では、学費などかかる場合もありますので、収入を増やすことも視野にいれておくほうがよいかもしれません。

【年収が600万円】

  • 手取りは約450万円
  • 賞与を考慮すると、毎月手取りで約32万円
  • 頭金を400万円
  • 返済負担率25%
  • 借入可能額4,140万円の住宅ローンを組む

毎月の生活費に20万円ほど残る計算です。返済負担率が30%に満たない場合でも、4,000万円代の物件購入を目指せるということになります。

700万円~900万円の場合

つぎに、年収が700万から900万円の場合です。

【年収が700万円】

  • 手取りは約520万円
  • 賞与を考慮すると、毎月手取りで約37万円
  • 頭金が400万円
  • 返済負担率25%
  • 借入可能額4,830万円の住宅ローンを組む

毎月の生活費は25万円程度です。より頭金を多くすることで、返済負担率25%くらいでローンを組んでも家計をやりくりしやすくなるでしょう。

【年収が800万円】

  • 手取りは約580万円
  • 賞与を考慮すると、毎月手取りで約41万円
  • 頭金が400万円
  • 返済負担率20%
  • 借入可能額4,420万円の住宅ローンを組む

毎月の生活費は30万円程度残ります。学費などの貯金にも回せる額です。

【年収が900万円】

  • 手取りは約650万円
  • 賞与を仮定して毎月の手取りは約46万円。
  • 頭金400万円
  • 返済負担率25%
  • 借入可能額6,220万円のローンを組む

毎月の生活費は30万円ほど残ります。

1000万円~の場合

  • 手取りは約720万円
  • 賞与を仮定すると月に約51万円
  • 頭金400万円
  • 返済負担率が20%
  • 借入可能額5,530万円のローンを組む

生活費は毎月35万円程度。一般的な生活水準なら十分な暮らしができるでしょう。

しかしながら、総返済額を考えると、頭金が多ければそれに越したことはありません。年収1,000万円くらいの人であっても、頭金の目途がたってから、住宅ローンを組んだほうがよいでしょう。

「住宅ローンシミュレーション」を使って購入の目途を立ててみよう

「住宅ローンシミュレーション」を使って購入の目途を立ててみよう

住宅ローンの返済期間は長期になります。返済期間中に子どもにかかるお金が増えることや、ライフスタイルが大きく変わることもあるかもしれません。
長いスパンでのローン返済のために、金融機関などのサイトにある住宅ローンシミュレーションを活用しましょう。

住宅ローンシミュレーションでは、毎月の返済額が計算可能です。2,000万円借り入れた場合、月々の返済額はいくらになるのかなどがすぐにわかります。

金利や返済年数、ボーナス返済分などの項目に入力し、返し切ることができるか数字を変えてシミュレーションしてみてください。購入の目途をたてるために重要になります。

マンション購入の3つのポイント

マンションを購入する際に注意したい点

マンションを購入する際、注意しておきたい点がいくつかあります。事前に借入可能額と返済可能額を十分に考えて購入する必要がありますが、ほかにも重要なポイントが。
ライフスタイルや転勤、毎月の支出なども含めて紹介していきます。

①ライフスタイルや家族のことを考えた物件選び

マンションは高額な買い物になるため、先のことを考えた上で選ぶ必要があります。子どもが生まれたり、親を受け入れたりといったことを想定した長期的視点でのプランを考えておきましょう。

子どもが大きくなることを考え、子ども部屋や子ども用の収納スペース子どもの通う学校はどのあたりかなども考えておきます。学区を考慮することも必要になるでしょう。

これからのライフスタイルを想定して、細かい部分をチェックしておく必要があります。

②売却するときの価値を想定する

マンションはずっと住むことを考えて購入すると思いますが、転勤や親の介護などで引っ越すこともあるでしょう。一般的には購入後にそのようなことがあれば、貸すか売るかになります。

転勤の可能性がある仕事についている人や、親の面倒を見ることが考えられる人は、あらかじめ不動産価値の高い物件を選ぶとよいでしょう。高い価格で売れるかもしれません。

通常は駅に近いなどの交通の便がよい物件が、価値が高くなります。また、売却するタイミングを考えた上で、設備や部屋のつくりなどが新しく充実している物件を選ぶのもひとつです。

③修繕積立金などを計算に入れておく

マンションは購入して終わりではなく、修繕積立金など毎月支払う義務があるものがあります。マンションは年数が経つにつれて古くなる箇所が増えるため、月々の修繕積立金もそれにつれて増えていく傾向があります。

中古マンションを購入した場合は、はじめから修繕積立金が高めに設定されている可能性があるでしょう。
事前に住宅ローンの返済額、固定資産税や都市計画税などといったものとともに、返済可能な額を計算に入れておきたいところです。

マンション購入する際の年齢や年収の目安は?

マンション購入する際の年齢や年収の目安は?

次にマンションを購入するときの年齢、年収の目安はどうなっているでしょうか。前述のように、住宅金融支援機構の「2019年度フラット35利用者調査」によれば、新築マンションの購入者は30代が一番多く、平均年齢は42.1歳になっています。また、中古マンション購入者の平均年齢は、41.6歳となっています。

次に、新築マンション購入者の世帯平均年収は763万円。一番多いのが、「400〜600万円未満」の範囲で32.4%です。中古マンション購入者なら、平均年収611万円となっています。

新築マンションの世帯平均年収が高いのは、駅近くの立地のよい場所にあるなどのほか、資産価値のあるマンションを求める人から人気があるためです。

【共働き】マンション購入が可能な年収は?

共働きの場合にマンション購入が可能な年収は?
Young couple sitting watching laptop together with happy expression

夫婦共働きでマンションを購入する場合、年収の計算には注意が必要です。夫婦2人の収入を合わせて住宅ローンを組むことを収入合算といいますが、合算による借入可能額を増やすという方法はおすすめできません。

確かに夫婦で合算した年収でローンを組んだ方が多く借りられますが、将来にわたって夫婦2人、働き続けることが前提となってしまいます。子どもがいる家庭なら、子どもと一緒に過ごす時間も大事でしょう。

このような場合、夫婦どちらかの年収は、年収の半分で計算するとよいです。旦那さんが年収400万円。奥さんが250万円なら、奥さんの年収計算を125万円にしておき、合計525万円とします。

返すものとして借入額を設定しなければならないため、余裕をもって計算することが大切です。

返済に無理のないように購入を検討しよう

返済に無理のないように購入を検討しよう

マンションの購入では、住宅ローンの借入可能額ではなく、実際に返済できるかを考えて選ぶことが重要です。無理をして年収にあわない物件を購入しようとすれば、何かあったときに返済できなくなるリスクもあります。

また、住宅ローンの金利の変動に関しても、考えておきましょう。変動金利の場合には、金利の上昇のリスクもあります。いずれにしても、毎月の返済額が家計を圧迫しないよう、ゆとりをもってマンションを購入するようにしましょう。

まとめ

マンションの購入を考えるときには、年収倍率や月々のローンの返済額などを確認することが重要です。

無理のない返済をするためにも、住宅ローンシミュレーションなどをつかい、計画をたてる。

子どものことやアクシデントに対応できる貯蓄はあるか、老後への備えなどを考えるなど、年収以外のライフスタイルも含めて選ぶとよいでしょう。

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