子供部屋の間取りで悩んだら!レイアウトを工夫するアイデアを紹介

2021.07.26

子供部屋の間取りで悩んだら!レイアウトを工夫するアイデアを紹介子供部屋の間取りで悩んだら!レイアウトを工夫するアイデアを紹介

家を建てるときに悩むのが子ども部屋の間取りです。子どもはすぐに成長して大きくなります。どの部屋を子ども部屋にしようか考えている方は多いでしょう。

「狭い部屋だけど、子ども部屋にして大丈夫だろうか……」「将来、もし子どもが増えたら部屋はどうしようか……」

このような悩みをお持ちの方に、子ども部屋の間取りやレイアウトの工夫のしかた、風水や失敗例についても合わせて紹介します。ぜひ参考にしてください。

スペースはどのくらい必要?

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」の最低居住面積水準によれば、

10歳以上の子ども1人の必要面積は約3畳となっています。狭いスペースのレイアウトの工夫のしかたを間取りごとに紹介していきます。

3畳~4.5畳は狭い?

3畳~4.5畳では狭いと感じるかもしれませんが、幼少期や小学校低学年くらいの子どもは親と一緒に行動することが多く、プライベート空間をそこまで求めない傾向があります。そのため、本格的に部屋を使うようになるまでは3畳~4.5畳で十分という見方もできます。

スペースとしては、学習机とベッドで部屋がいっぱいになる状態です。狭いと感じるかもしれませんが、勉強と睡眠だけの部屋と思えば、子ども部屋にすることは十分可能です。

3畳~4.5畳の場合はこんなレイアウトに!

子ども部屋が狭い場合、ベッドと勉強机以外に収納スペースをどうするかが重要です。学校の教材などは意外とかさばります。たとえば、ロフトベッドなどを活用したレイアウトなら、収納面でもカバーできるでしょう。

ロフトベッドは二段ベッドのような形で、上の部分が寝るスペース。下の部分を収納に使え、狭い空間を有効に利用するにはおすすめです。空間を縦に広く使えば、床にものを置かずに済み、狭い部屋を効率的に広く使えます。

  • ランドセルや帽子などはポールハンガーに立てかける
  • ベッドではなく布団にすることで、ベッド分のスペースを確保
  • 勉強机はあえて置かず、リビングで勉強する

勉強机やベッドを無理に配置せず、用具をポールハンガーに吊るしておく方法もあります。

5畳~6畳

5畳から6畳程度もあれば、ベッド、勉強机以外にも学校の教科書などを整理する本棚も置けるようになります。6畳は子ども部屋の平均的な広さです。

前述のロフトベッドや二段ベッド、勉強机の配置のしかた一つで子ども部屋の印象が違ってくるため、子どもの成長に合わせた部屋作りができます。

5畳~6畳の場合はこんなレイアウトに!

5畳なら、ロフトベッドを活用して空間を広く使うと良いでしょう。子どもが狭さを気にするようなら、明るめの配色にした上で、部屋の形に合わせ家具の位置を変えることも検討してみてください。狭さを感じさせないようにする工夫もあります。

  • カジュアルな収納かごを使う
  • 狭いスペースでも有効な天蓋を使い、雰囲気を変える
  • 子ども部屋の壁にパンチングボードとフックを使い、収納スペースを増やす

6畳なら、奥に収納ベッドを置き、手前の壁にデスクをつけるレイアウトも。収納付きベッドに衣類などを収納すれば、クローゼットがない部屋にも便利です。他にできる工夫もたくさんあります。

  • 小学生くらいの女の子なら、本棚よりもブックシェルフでかわいらしさを演出
  • ベッドと机をコーナーに寄せて、中央のスペースを作る
  • 机のデッドスペースにカンタンな本棚を配置する

子供の人数と間取りに合わせて工夫を

子どもが何人かいる家庭は、子ども1人ずつに部屋を持たせられるかは、悩むところでしょう。部屋数に余裕があればそれに越したことはありませんが、そうでなければ、子どもの人数と間取りによっても、工夫が必要です。

2人なら2部屋必要?

必ずしも1人1部屋である必要はありません。子どもがまだ小さければ、自分の部屋よりもリビングにいる方が多いでしょうし、成長するまでは1部屋を2人で使う方が一般的ともいえます。

  • 年が近く性別が同じ場合は、二段ベッド+勉強机を横並びに
  • ベッドを横に2つ並べて、フリースペースを作る
  • 部屋の角を収納スペース+対角上にベッドを配置する

このようなレイアウト次第で、2人でも部屋のスペースを有効活用することが可能です。成長したあと、既存の部屋を子ども部屋にする際に二段ベッドを切り離せば問題もないでしょう。

3人~4人なら3部屋欲しい?3LDKだとどうする?

子どもが3人、4人といる場合、一般的には1人1部屋というのは難しいと思います。そこで子どもが多く部屋数が限られているときにどうするか考えてみましょう。

  • 勉強する部屋と寝る部屋に分ける
  • 性別で分ける
  • 机やベッドなどで部屋を区切るレイアウト

人数が多いきょうだいを性別で分けるほか、勉強する部屋と寝る部屋で分ける方法で、小学校高学年以降、学校や部活などのライフスタイルが兄弟間で違っても、ストレスを緩和させられるでしょう。

3LDKの場合は、子ども部屋になる部屋が、洋室1室のみということも考えられます。子どもが成長するに従い、親の寝室を子ども部屋にすることも想定しておきたいですね。

  • 子ども部屋に勉強机を置かない
  • リビングで勉強し、子ども部屋に布団を敷いて寝る
  • クローゼットや収納をうまく活用する

上記のほかに、親の寝室を中和室などに移動、洋室と寝室などを子ども部屋にし、仕切りで工夫するなども将来的なポイントになります。

子供の性別や年齢に配慮した部屋作りの方法

子どもといっても男の子、女の子でそれぞれ好みが違います。ましてや、思春期に差し掛かるとお互い居心地が悪いこともあるでしょう。成長に応じてプライバシーを考えることも大切です。ここでは、子どもと性別や年齢を考えた部屋作りのポイントを紹介します。

男女は分けた方がいい?分けられない場合は

男の子と女の子、異性のきょうだいの場合は、別々の部屋のほうがよいでしょう。

部屋に友達を呼んだり、一般的には男女で趣味が違うことで価値観がすれ違いによりケンカになる可能性も。

また、思春期ともなると男女一緒の部屋にするのは、様々問題があるので難しいです。

分けられない場合は、子ども部屋を勉強する部屋と決め、寝室は別の部屋に設けるなど工夫をしましょう。また、本棚を活用するレイアウトも。部屋の中央に両方から本を取れる本棚を置き、収納箱を置くなど、本や箱が目隠し代わりになります。

仕切りを活用する方法も

部屋に仕切りを取り入れるのも、子どものプライベート空間を作るには効果的です。活用のしかたがいくつかあります。

  • カーテンやアコーディオンカーテンなどで仕切る
  • 可動式収納を取り入れる

可動式収納とは、下部にあるネジを回すと移動でき、壁などの役割を果たしてくれる収納です。使い方によって、普段は部屋の隅に寄せて収納スペースを隠したり、移動すれば半分部屋を仕切るのに使えたりと、活躍の幅が広いアイテムです。

また、カーテンは薄いのでプライベート空間にするのは難しいですが、アコーディオンカーテンは、蛇腹のカーテンで厚みもあり、普通のカーテンよりもしっかり仕切ることが可能です。

将来のことも考えよう!子供が中学生になったら

子どもが中学生になれば、思春期が到来するほか、受験など勉強も忙しくなるころ。学校や友達関係などでストレスを抱えやすくなるかもしれません。部屋で一人きりでリラックスしたいというときに、異性のきょうだいで同じ部屋だと気を使ったりと窮屈になることもありえます。

子どもが中学生になったときのことを考え、リノベーションをする際は、1部屋にドアと照明、窓を2箇所付けておくことや、可動式の仕切りを取り入れることを考えておくのもよいでしょう。

子どもが大きくなってから、それぞれの個室にしたいとき、可動式の仕切りを移動させて仕切りができます。部屋数が限られている場合には有効的です。

限られたスペースを家具の配置で工夫!

限られたスペースの中で、子ども部屋を快適に使用するには家具の配置がポイントです。置き方を工夫することで、子ども部屋を有効に活用できます。勉強机やテレビ、収納を工夫してみましょう。

勉強机

子ども部屋にはなくてはならない勉強机。スペースが限られている場合には、ロフトベッドの下に勉強机を持ってくる方法もあります。縦の空間を有効的に使いましょう。

ロフトベッドがない場合は、奥行きの短い机を選択してみましょう。一般的な子どもの勉強机は奥行きも横幅も広い傾向がありますので、配置しやすいサイズが重要です。

また勉強机を部屋の角に置き、ベッドやテレビが目に入らない位置に置く工夫をしましょう。勉強に集中するためには、誘惑されるようなものを視界に入れないような配置が重要です。

テレビ

テレビを限られたスペースで配置する場合は、勉強机から見えず、ベッドからテレビ画面が直接見られない位置に設置しましょう。学力の低下や睡眠不足などの原因となってしまうかもしれないからです。テレビ台を収納ボックスに活用するなど、スペースを有効活用しましょう。

また、仕切りを上手く活用することで、部屋にテレビを置いても邪魔にならない工夫もできます。カーテンやパーテーションなどを使用しリラックススペースを作ると、メリハリが効いた部屋になるでしょう。

収納を活用

スペースが限られている子ども部屋で、快適に過ごすには、収納を活用することも重要です。

クローゼットなどがない場合はインテリアで工夫することもできます。

  • カラーボックス
  • ウォールポケット
  • 収納付きベッド

カラーボックスやカラーボックスの棚にいろいろなおもちゃや絵本などをしまってもよいでしょう。ウォールポケットならカラーボックスを置けないスペースでも壁に吊るしておけるので、小物なども掛けておくこともできます。

収納付きベッドは文字通り、ベッドの下の収納を活用することで、空いたスペースに子どものお気に入りのインテリアを置くこともできるかもしれません。

子供部屋の場所におすすめの場所

子ども部屋の場所にも気を配りたいところです。子どもが小さいときは、なるべく目を離したくないですし、大きくなればプライベート空間として機能している場所がよいでしょう。ここでは、子ども部屋のおすすめの場所を紹介します。

リビングから近い場所?遠い場所?

子どもが小さいときは、リビングから近い場所に部屋があるとよいでしょう。リビングで家事をしながら勉強を教えられることや、子どもの様子が分かりやすいなど、コミュニケーションを取りやすいメリットがあるためです。

まだ子どもが小さければ、必ずしも子ども部屋を作る必要はありません。リビングの隅に絵本やぬいぐるみなどを置く専用スペースを作るのもよいでしょう。

一方、子どもが成長し、より集中できる環境を求めるようになれば、リビングのにぎやかさが勉強の妨げになる可能性もあります。とはいえ、あまりにもリビングから離れた場所はやめておきましょう。

  • リビングを通らずに子ども部屋に行くことができる
  • リビングからあまりにも遠くに子ども部屋がある

子どものコミュニケーションのためにも、できるだけ親が子どもの気配を感じることのできる距離に子ども部屋を作ることがおすすめです。

二階建ての家なら一階?二階?

部屋数に余裕があるなら、子ども部屋はリビングを経由した先にある一階にしてみるのもよいでしょう。傾向として、子どもは小さいときはリビングで家族と一緒に過ごし、成長するにつれ自分の部屋で過ごすことが多いといわれています。

したがって、子どもが小さいときはランドセルなどを置く場所や洋服を収納する部屋として子ども部屋を活用し、成長してからは、部屋がリビングに近いことで親が子どもの様子を伺うなどのコミュニケーションのしやすさに期待できるように。

特に子ども部屋を二階に作るよりも一階に作った方が、おもちゃや絵本などを自分の部屋に片付けるため、リビングにおもちゃを持ち込むことがなくなり、子どものものだらけになることも少なくなるでしょう。

もし、二階に作るのなら、二階の子ども部屋の真下の位置に、一階の寝室を作ることは止めましょう。子どもの物音で眠りを妨げられてしまうかもしれません。

風水を取り入れてみよう!子供部屋を作るうえでおすすめの方角

子ども部屋には風水を取り入れることも考えてみてください。日々成長している子どもには、風水の気を意識することもおすすめです。気の流れを良くするには、日頃から部屋をキレイにすることが重要になります。子どもにも、部屋をキレイにしていると良い気の流れになると教えてあげることで、部屋をキレイに使うようにさせる良いきっかけになるでしょう。

西側

風水的に西側は、西日の方角のため、子ども部屋には不向きといわれています。夕方など学校から帰ってきた子どもが宿題をやるのに西日が眩しく暑く、勉強に集中できない状態になりかねません。

西側に子ども部屋を配置するしかない場合は、西日が眩しくないように、勉強机は東向きにすることがおすすめです。

東側

東は太陽がのぼる方位のため、元気や若さの象徴であり、やる気がみなぎる方位といわれています。枕を東へ向けて寝ると良いとされ、成長や発展の運が良くなり、子ども部屋としては最高の方位といわれている東側。

また、ともだち関係や勉強やスポーツなどに調和のとれた性格になっていくといわれているほか、朝は太陽が昇るので自然に目が覚めるなど方角的にもよいでしょう。

南側

南側は、才能や美を意味する方位とされています。瞬発力が向上し、芸術系に強い方角といわれていますが、同時に感情的になりやすい傾向を持つとも。また、知恵の力を司る方角のため、知力、直感力を育て、やる気と活力に溢れるともいわれています。

感情的な部分への対策は、観葉植物を置くなどで、落ち着く部屋作りを考えてみましょう。

おすすめの色は、白や緑系、オレンジのほか、シルバー系の光る色になります。暗めの色は方角に合わないので、避けましょう。

北側はNG?北西や北東(鬼門)について

北の方位は子どもに落ち着きをもたらし、勉強の運気が上がるといわれています。また、東側に枕を向けて寝られない場合は北枕もおすすめです。頭を冷やして足を暖めるという北枕は、今ではむしろおすすめされています。したがって、NGな方角ではありません。

北東は鬼門と呼ばれ、変化の方位のため、気の流れが激しく、部屋が散らかるといわれています。鬼門と南西の中心(裏鬼門)の線上に勉強机は置かない方が良いとされているので注意しましょう。落ち着いて勉強ができないと困りますよね。

しかしながら、跡継ぎの部屋と呼ばれており、従順な子どもに育つともいわれています。また、勉強机の向きを北にすると集中力がアップするといわれるほか、北西は、リーダーシップのある子どもに育つといわれている方位です。

子供部屋の間取りの失敗例3つ マンション選びや家を建てる前の参考に!

マンションを借りる前や家を建てる前に、知っておきたかったと思う間取りの失敗例をまとめました。子ども部屋部屋の間取りから考えることはなかなか無いと思うので、知っておくとよいポイントを紹介します。

①広すぎる子ども部屋

快適すぎて子どもが部屋にいることが多くなり、親子のコミュニケーションが取れない場合もあります。また、広すぎる子ども部屋は物置として使われてしまい、本来の間取りを有効に使えない場合もあります。

前述のように、子ども部屋はベッドと勉強机など必要最小限にしても、意外と快適に過ごすことができるので、ある程度狭い間取りにするのがポイントです。

②子ども部屋の大きさが違う

子どもが何人もいると、部屋の大きさでケンカになることもあります。将来のことを考えることは難しいですが、子ども部屋が複数必要なときを考えて、同じ大きさの部屋が何部屋かあると、子どもたちが大きくなったときに揉めなくてよいでしょう。

「男の向きの方角だからこの部屋にした」「お兄ちゃんに比べて部屋は少し小さいけど、女の子だから収納できるところを多くした」など、なるべく子どもが納得しやすい理由をつけて部屋割りするのも大切です。

③方角や付帯設備に気を回しすぎた

日当たりが良すぎて夏は暑く、部屋を有効活用してくれないなどの問題もあるかもしれません。日当たりのよい部屋は光の当たり加減や温度差が激しい傾向があるため、子どもの部屋での勉強への集中力の妨げになる可能性があります。

また、テレビのコンセントを最初から付けてしまうことも失敗になりやすいでしょう。子ども部屋にテレビがあると、勉強するにしても集中できず、寝るにしても夜更かししてしまう可能性が高くなります。

まとめ

子どもの自立心を育て、整理整頓の習慣を付けさせるためにも、子ども部屋はメリットがあります。それぞれの間取りに合ったレイアウトの工夫をしてみましょう。

たとえ子ども部屋が狭くとも、狭く感じさせない工夫もできますし、家具をどこに置くかによって、使い勝手に違いが生まれます。加えて、風水などの運気も意識した部屋作りをすることや、子どもの人数や性別、年齢に合わせたアイデアを活用することで、子どもが満足できる部屋を作ることができるでしょう。

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